本日投稿の最終話をもって、魔剣士狩り無事完結です。
さて、最終話のタイトルは聖剣の章第9話と同じ「魔剣士狩り」となっていますが、これはうっかりではなく意図的です。ネタバレとなるので内容には触れませんが、それぞれの話によって「魔剣士狩り」の意味合いが微妙に異なりますので、あえて同じタイトルにしてみました。最終話は作品タイトルで締めたいという思いもありましたしね。
今作は自分なりにダークファンタジーを追求した作品でした。
魔剣士の狂気や、登場人物達を襲う理不尽な運命、勧善懲悪では終わらない展開等々。ダークな要素が満載です。個人的にはとても楽しく(というと語弊があるかもしれませんが)執筆することが出来ました。悪人だったり狂人だったり、振り切れたキャラクターというのは書いていて楽しいですよね。
作品全体に愛着がありますが、中でも「美しき復讐者の章」が個人的には一番のお気に入りです。色々と拙い部分もありますが、構想していたラストを理想通りに描くことが出来たという意味ではとても満足しています。こういう瞬間があるから創作ってやめられないんですよね。
最後に、ここまでお付き合い頂いた読者の皆様に感謝を。
魔剣士狩りを応援してくださり、ありがとうございました!
頂いたご感想を励みに、これからも執筆活動に邁進してまいります。