赤毛のアン

ナカムラですから、歪んでますよー
(予防線)

大抵の男子は、生涯触れることはないと思われる『赤毛のアン』

朝ドラでお馴染み、村岡花子訳が超有名ですけど、近年、松本侑子訳の完訳を謳った本が出版されました。ボクはこちらで半分食わず嫌いだった赤毛のアンが大好きになってしまいました。

士郎 正宗ばりの訳注の多さもすごい労作です。

皆さん、アンって『夢見る完璧超人ヒロイン』なんですよ。その容姿も成長と供に、また時代の変化とともに“美人”と評価されるようになって行く。

成長につれ、性格も行動もハンサムガール化するし。

あと、一度した失敗は二度しない。これも多分ほぼ、といっていいくらい徹底していると思います。冗談でいうけど有言実行。惚れる。

才能も高いし度胸もあるし。
思春期後半のヒロインムーヴは胸がすく思いです。


はい、ここで「うっそ。思ってたのと違う」と感じた方はぜひ、松本訳でお読みください。

あと、赤毛のアンはアン・シャーリーとマリラ・カスバートのダブルヒロイン構造になっているという事です。これも松本訳を読むと感じることです。

夢見る少女と口うるさい堅物超ハイミスの、実は背中合わせダブルヒロイン。ああ、素晴らしい。

他にも、ダイアナの伯母さんという高飛車実はいい人お嬢様の成れの果てみたいなヒロインも登場します。

誰だって、最初からBBAだったわけじゃないよね(笑)

BBA好きなナカムラにはたまらん小説なのでも、ありました。

4件のコメント

  • そうさのう……。

    赤毛のアンはアニメをひと通り見た覚えがありますけど、確かに小説は昔買ったのがどこかにあるだけでちゃんと読んでませんね。

    昔を想像させられるおばさん、おばあちゃんキャラっていいですよね。
  • ちな、アニメ版はすべての章をフォローしてあります。どころか原作にない話まで入ってます(笑)
    数年前に全話見て、「あれ?」ってなりましたwww

    さすがの駿御大も「アンはワケわからん」から原作通りにしかできなかったって(^-^;
  • 名作も翻訳する人でかなり変わるんですね✨
    そりゃそうか。いや、面白い^ ^

    レビューだって人によって違うし、英文って日本語に比べると表現も限られるし、夢のある仕事ですよね(๑>◡<๑)

    そして翻訳する人によって違いを見つけるのも、また通ですね✨
  • たまたまですよー、たまたま別訳が手元にですよー。

    アンのファンは頑なな方が多いので訳者批判するとマジで怒らせちゃう可能性があります。注意(笑)

    あんぜさんがつぶやいてくれたマシューの「そうさのう」は村岡氏の功績で、いまでは皆さん準拠です。(でないと読者から総スカン(笑))「そうかね」という訳のもあります。ボクは割と好きですけど。

    あ。ローティーンの時期のアンは厨二病みたいなもんです(笑)可愛いけど痛いよお~www
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