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「本が好き!」①

書評サイト「本が好き!」にて
第一作品の
「ナニゴコロナシノ トドノツマリハ」を読んで書評をいただきましたのでUPしたいと思います。

まずは1人目
本が好き1級のはなさんからの書評です。


 本を開いた途端、余白が少なくて字がびっしりと詰まっている二段組みで、読み難いと思った。ページが下の方に印刷できないほど余白が足りないのだろうか、二段組みの真ん中ほどに手書きでページがふってあるほどである。また、改行が少な目で句読点が行の最初から始まっているなど、違和感を感じる部分もあったが、読み進めるとさほど気にならなくなった。というのは物語独特の世界が広がっていて、夢中になって読み進めたからである。
 「僕」が、引越し屋のアルバイトを通じてある老人と出逢ったことがきっかけで、洋洋村を訪ねるところから物語が展開していく。洋洋村に辿りつくまでの大変さや、たどり着いてからのこと、ちょっと変わった洋洋村の風習など、そして洋洋村で出逢った人との交流などを通じ、「僕」が感じたことや成長が書かれている。どこか不思議な感じのする物語と、味わいのある版画のようなイラストがよくマッチしている。日常からちょっと変わった洋洋村へ行くという内容は個人的に好きだから、読んでいてわくわくした。大きな事件は起きないが、小さなちょっとした出来事が起き、読んでいて飽きない。
 作品中に登場する料理が美味しそうで、食べたくなってしまった。作中の料理の作り方などを巻末の付録にしたらより楽しめると思った。有川浩や坂木司の本で、レシピが載っている本があるが、お得感がある。読み終えて、欲しいものというか、私も洋洋村の人々と交流したいと思った。今後の展開として、「僕」がまた洋洋村を訪れる話か、洋洋村の人が「僕」に会いにくる話を読みたいと思うが、後者だと物語の不思議な感じがなくなってしまう気がするから、「僕」が村を再訪する話を読んでみたいものだと思った。そして、著者の他の作品もぜひ読んでみたい。

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以上。

まずは読んで頂いてありがとうございました。

はなさんが夢中になって読んでくれた事はとても嬉しかったです。
主人公が洋洋村を訪れて、日常から日常でない?様々な体験をしながら毎日を過ごして行く事で、少しづつ成長していくといった姿もわくわくしていただけた!との事。

この作品を創作してからもかなり月日が経っていて、私も様々な日々を過ごしながらも創作し続けています。
「旅」をしているような「旅」じゃない毎日は「旅」だと思うと、らくーに楽しめたりと過ごせるんですが、やはり1日は短い!!

無駄に過ごさないように充実した1日が大切ですと。


そして次に・・・
2番目の本が好き1級の
kansasさんから↓


「ナニゴコロナシノトドノツマリハ」
あなたのおくものはどんなもの?


”ナニゴコロナシノトドノツマリハ。なんだろう、このタイトル。すべてカタカタ。カタカタであるだけで、妙にミステリアスに思え、なにかこの文字に意味があるのではないかと勘ぐってしまう。ミステリアスさには、表紙の絵も一役買っている。生い茂る葉には、文字のようなものが描かれており、幹となる部分にも文字が・・・。これぞ、ミステリアス!な表現だ。中身はどうなのだろうと開いてみると、文字がびっしりとところせまく埋まっていて、余白がほとんどない。おまけに、2段構えときた。なんということだろうか。タイトルと表紙に加え、この中身。うーーーん、手ごわそう。これはミステリアスなこと間違いなし。”


というのが、私の読み始める前の感想です。とにかく手を出しづらい雰囲気満載なんですよね。読む前からちょっと身構えていたわけです。


”読み進めていくとやはり私の感は外れていなかった。独特と評するしかない世界観。「僕」が、引越し屋のアルバイトを通じてある老人と出逢ったことがきっかけ始まる物語は、ミステリアスに独特の哀愁や青春、風変りな会話などがあふれている。主人公の「僕」が成長していく物語なのだろうが、どうもこの世界観の方が気になって仕方がない。「僕」が村で得た経験をもとにどんな生き方をするのかは興味がある。”


というのは、読み終わった感想です。幻想的な作品とまではいかないですが、変わった作品。

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以上。

kansasさんどうもありがとうございました。

不思議な村には謎があります。
ミステリアスです。
主人公の青年は迷い込んだ訳では無いですが、
初めて訪れた秘境を歩けば日常のミステリーと地球の中の異空間として錯覚を起こす??!
旅を振り返れば謎だらけ。
そういったシーンもミステリアスといえばそうなんです!

こういった体験をした主人公の未来は、どう進んでいくのか。

読んでいただけた方に興味を持ってもらえた事は、創作した甲斐がありました。
とても嬉しいです!


この「本が好き!」の書評サイトで「ナニゴコロナシノ トドノツマリハ」を検索してもなかなか探し出せないので、こちらに書かせていただきました!

カクヨムの読者の方にも沢山読んでもらいたいので、ご感想宜しくお願いしまーす!!


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