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【第五回】〜ランダムワード小説〜【高度版】参加裏話

没ネタなどに
当初はドラえもんのひみつ道具「独裁スイッチ」の翻案的なストーリーを考えていたんですね。

とある独裁者が前人未到の世界完全征服に乗り出す。
その過程で各国に拡散した最終兵器の極秘データを回収しようと民主主義陣営と頭脳戦を繰り広げる。激戦に打ち勝ってパズルピースを完成させるのですが
出てきたメッセージはイースターエッグ的なもの。
あまりのくだらなさに彼はそれを破壊しようとするのですが
隠された暗号に気づき、半世紀近くかけて解読。
その内容とは
「おじいちゃんお誕生日おめでとう」
独裁者は苦笑し涙する。
小国が大国に対抗心を燃やしたところで国自体が消滅してしまっては
何にもならないではないか。
データーを散逸しあの手この手の難読化を仕込んだ犯人は彼の親族だった。
熾烈な戦いでその子は倒されるのですが
イースターエッグの解読に歳月がかかったことで平和が維持され、独裁者自身も丸くなった。世界は最終兵器にすくわれたのだと
アンチコモンズの悲劇ってそういうオチにもっていこうとしたんですが。

いまいち、テンポが悪いので投稿作品のようになりました。

追記、あと締め切りまでの時間と工数を考慮して断念しました。書けないことはないけど用意した頭脳戦の場面で4万文字ぐらい必要と試算。
単行本一冊分を書き下ろす羽目になるという。

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