• 異世界ファンタジー

アレについて。

125話の末尾の記載の件、ですが。

122話でいただいた皆様の感想があまりにアレに対する殺意が高すぎて笑ったのと、一方で「運び屋ロブ」の一人称進行のまま他人の出来事を描写するのが、何回か書き直してみたものの微妙だった、なんて背景がありまして。

いわゆる「二人称」という感じの、お話の受け手として間接的に事象を説明させることになるので、臨場感とか出しにくいんですよね。今までも何回か似た感じのはやってきたかとは思うんですが。

漫才とかであれば「ちょっとやってみよか。ウィーン」と始まるアレ。もしその状況再現をせずに、相手からの聞き取りでずーっと続けようとすると、やり方次第なものの結構ダルいんですよね。

随時、聞き手側の相槌とか解釈が入ったりするでしょうし。「そりゃ〇〇やないかい」「ほんなら違うなぁ」なんてのもありますが。

今までは一人称で通す都合で、それである程度はやってきてはみたんですが、今回の場合は特に皆様の殺意に応えられるような表現になりそうになく、読んでて物足りない感じになりそうで。

視点変更というのも、なろうカクヨム辺りでよくある手法ではあるんですが。

正直、読者目線で没入感が剥がれる感触があって、通しで読んだ際に気持ち良くなさそうだなー、という実に個人的な理由により、やりたくなかったんですよね。

んで。

その折衷案として実験的にやってみようかと思ったのが、明日更新予定の第126話からの『緊急特別番組』ということになります。

まあ、お試しということでね。こういうのがあってもいいのかなってことで。

ある意味で自分なりの「ちょっとやってみよか」の差し込み解釈って感じなので、お試しいただければ。

1件のコメント

  • 個人的には一人称作品での他視点濫用が嫌いなので御気持ちはよくわかります。
    そして、本来は一区切りの後等に取り上げるべき閑話を殺意の高まりにより挟み込まざるを得なかったといいつつ、ザマアの鮮度も大切という所での苦肉の策もなんかちょっと笑っちゃいました。
    どうせ折れる腰なら自らへしおってやる!!ってかんじですよね。
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