双町です。少しご無沙汰してます。
新しい小説を投稿しました。
怪談「もみじ山」
https://kakuyomu.jp/works/16817330663918497093今回の表紙イラストです。今回は久しぶりにアナログで描きました。しばらくデジタルでしたが、やっぱり水彩も良いですね。ちょっと思っていたのと違う感じにはなりましたが、楽しく描けました。秋ということで紅葉に関する怪談を書きました。前回投稿した「あの子」に引き続き、こちらの怪談も怪談朗読で活動されているVtuberの榊原夢さん主催「第五回 集まれ!怪談作家」に応募しました。今回は受賞できませんでしたが、お題から話を捻り出すのは楽しいですね。
結果発表の動画にて、受賞者さまの怪談の朗読をお楽しみいただけます。
こちらも是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=N5DQZOJN3Fg話題を変えまして本編に関してちょっとした豆知識を伝えたいと思います。文中に茜色(あかねいろ)という言葉が出てきます。アキアカネという鮮やかな赤色の体を持つトンボがいたり、秋っぽい雰囲気(?)なのも合わさって、なんとなく「鮮やかな赤色・紅葉の色」というイメージを持っている方もいるんじゃないでしょうか。自分もこの怪談を書くにあたって調べるまで知らなかったんですが、日本の伝統色としての「茜色」は暗赤色なんですよね。紅葉の色なら紅緋(べにひ)や猩々緋(しょうじょうひ)などが近いと思います。この発見と茜色の暗い赤が「なんとなく血の色っぽいな」って感じがして、今回の怪談が出来上がりました。
もうひとつ無駄話を…茜色の茜は植物の名前なんですが、茜の根っこで染めた色を茜色と呼ぶので(赤根→あかねが語源?)生えている茜そのものは全く赤く無かったりします。
といったところで間が空いてしまいましたが、ぼちぼち書いていこうと思いますので宜しくお願いします。あとフォローしている方の作品が全然追えてません、スミマセン…