久しぶりに覗いてみたら真っ白だったこの近況ノートに、こんな内容をぶっ込んでみようかと思います。
今の教育現場の限界について、思ったことを整理してみたい!
ということで。
最近、中高生の部活動が学校から市町村、または県の管轄に変更されることが決定しました。ご存知でしたか?私はこの案、かなりいいのではと思っています。
子供は減っています。各学校も併合や廃校が起こるほどになっていますし、生徒数が少なくてチームが組めない学校も多くある状況です。合同チームにするにしても先生の付き添いが必要であったり、なかなか練習ができなかったりすることを考えると、かなり大変なのではと思っています。
実は先生方の負担を考えるなどの理由から、ここ数年は祝日の練習を極力無くすように指導が入っていました。そんな中、今度は保護者の方から「何で練習をしてくれないんだ」「子供が家にいて困っている」といったような苦情もあったらしく、なかなかに厳しかったようです。
今後の方針として、市町村や県から雇われる形で指導者を募る少年団のような形で運営されるようです。一部高校(スポーツ科や音楽科があるような高校)を除き、それでも学校教員にお願いしたい場合は、保護者からその費用を出すこととするそうです。
自身がやったことのない種目を受け持つような状況などの部活動から解放される訳です。負担の軽減はかなりのものなのではと思います。
ついでにあげておきたいのが、先生の人数問題について。
教育現場では子供が減ったという事象によって、教育に当てる費用が減っていたと思われます。そのため各学校の教員を減らしていたり、そもそも採用が少なかったり、学校の備品が壊れていても目をつぶるようなことがかなりあったのではと感じます。
最近の人事を見ていて感じるのは、中間世代が抜け落ちていることです。新規が何十人と入ってきているのにも関わらず、他の教員は団塊の世代以後10年位の方で埋まっている状況。定年で上の層が抜けていくと、必然的に仕事にまだ馴れていない先生が中心となって学校を回すことが想定されるんですよね。恐ろしくないですか?
その上、主要科目に関してはかなりの追加単元や追加事項が加わってきており、専任の科目を準備するだけで時間が過ぎていくのは当たり前だと感じています。何より、実技に関しては先生が居ません!というところも多くあります。(何故か体育教師だけ多いんですが。)
さらに、全体的に暴力は悪であるという風潮が大きくなった現在、かなりの懸案事項があります。また、いじめ問題についてもそうです。先生は一人の人なんですから何でも完璧にでき、把握し、解決できる訳ではないはずです。私としては、これは学校や先生を責めることではなく、専門の部署を作るなどの新体制を訴えることが正しいんではないかと思います。
つまりは、学校運営の上で圧倒的に人員が不足していて、なおかつ、体制の大きな建て直しをする必要があるんじゃないのかと感じる訳です。あと、沢山の人への周知と理解も得る必要がありそうです。
長々と書いてしまいました。
まとめたかった内容の整理ができてスッキリです。
もし皆さんも言いたいけど...というときは、書きなぐるといいですよ。
ではまた。