以前申しましたとおり、自己肯定感がどうしようもなく低く、言うなら底辺に近くそれに等しい人間が居たとします。
その人間の、あらゆるものに関して多感な時期、いわゆる思春期はどういったものになるのかおわかりでしょうか。
まさに暗黒です。黒歴史です。
異性の目は一切見られません。仮に相対しても俯きます、時間よ過ぎろと念じ続けて終わります。
こんな人間が人並みの恋愛などできるとでも思いますか?
はい。無理でしたよ。
恋愛の世界というものは、私にとっては『空想』そのものでした。
それはリアルではない。都合の良い展開だけで進んでいく、現実を一切感じられないものでした。
憧れだけを持ちながらも実現には至らない、至れないのです。
恋愛とは何なのか。知りたい。知りたかった。
私もそこそこいい年になってきたわけですが
これからでも取り返すことはおそらく、できるのだとは思いますが未経験というものはやはり怖いですね。
思えば何度かそういう雰囲気だった(後から思えばですが)こともありました。
やたらと声を掛けられたり、過剰に接してきたりとそういった類ですね。
ただ、こちらからは踏み出すことはできずに逃げてしまった。今だったら幾らか前向きになってきているので何とかできたのでしょうが…。
恋愛小説を書くにあたってそういう経験も必要になってくるのでしょう。
ただ私がそれをやろうとすると恋愛=空想ですから恋愛小説はただの空想小説になってしまいます。
つまり…恋愛=ファンタジーなのではないか?
今現在は、少女マンガで以前できなかった経験を追体験しているところです。
ハチクロとかアオハライドとか面白いですね。
青春してみたかったなぁ。良い大人になって読む少女マンガ最高かよ!
以上、表題に戻って終わります。