読書日記です。
手塚治虫先生のブッダに登場する、ダイバダッタちゃんをご存じでしょうか。
赤ちゃんの頃から登場していて、成長していく様子を見守ることができます。
ネットでは、王族の出身でありながらまだ幼いのに女奴隷として金持ちの男に買われたエピソードが読者の方々の記憶に強く残っているようです。
ですが私のおすすめは、その後更に成長し、圧倒的な美貌を手に入れてからの活躍です。
バチバチの分厚く長い睫毛に、ハイライトが沢山ちりばめられた大きい瞳、スッと通った鼻筋。
華奢な体と、上品な、時にはいたずらっぽい仕草。
めちゃくちゃかわいい。
それでいて、幼少期に毒を用いた悪事をある老婆に強制されたためか、
策略や毒での邪魔者潰しに長け、異様な思考回路を持つ、
ばちぼこに可愛く美しいエキセントリック毒婦と化してしまいました。
偶然出会った中年男を意のままに操り、孤独な王子の心を幼いうちからガッチリ掴み十年かけて依存させ、人妻に毒を盛り、あろうことかブッダに色仕掛けまでかけます。
スゴイ!
とてもかわいいです。ダイバダッタちゃんをよろしくお願いします。
かわいいです。よろしくお願いします。
あとダイバダッタちゃんは男です。