明日はジャパンカップです。
まずは全馬無事に走って欲しいです。
今日はくどくど語ります。
かなり偏見で語ってます。嫌な感じがする方は「戻る」推奨です。
明日はイレジンが日本競馬に喝を入れるような爪痕を残していって欲しい。
無難に立ち回って上がり最速が出せれば勝てるような馬場でだけ走ることが悪いとは言いません。故障も少なくなると思いますし。
しかし、自然界では馬は山あり谷ありの大自然を走っていたわけで、高低差のある走路を走るのが本当なはずなんです。
実際、凱旋門賞挑戦で負ける度にその理由を芝や地形などの馬場に求めたり、輸送の難しさなど様々な理由を挙げては「やっぱり駄目だ」と繰り返してきました。
80年代~90年代はそんな自然に近い競馬場を知っているヨーロッパの一流馬を追いかけて日本の近代競馬は発展していました。
今一度、その原点に立ち返って欲しいと自分は思います。日本の競馬とヨーロッパの競馬を別物にしてジャパンカップで悦に入るのではなく、「本当に強い馬とはどんな馬か?」「世界で勝てる馬とは?」と自問自答しないと、年々縮小し続ける競馬界は生き返りません。
この情勢の中、シンガポールのクランジ競馬場はもうすぐ終了します。来年の10月5日に終わるそうです。次はどこの競馬場でしょうか?
社会事情と関係者の努力により、日本は踏みとどまれています。中央競馬は元より、地方競馬も好調に転じました。しかし、日本だけが良ければいいのか?
まずは日本から、本当にファンが求めている馬づくりを考えて欲しいと思います。イレジンに懸けてます。