最近、『獅子御前』をかなりサボっています。
熱が冷めたというわけでは無く、色々と消化できない
感じと体調の悪さで全く進まなかったんですよね。
で、消化できない感じというのが『鎌倉殿の』の
善児に関してが大きかったなあ、と放送を観てて
思いました。
暗殺特化の下男がいたのか?と思ったところから、
つまり登場した瞬間からほぼ筆が止まり、もう三月。
退場しましたねえ…良い感じに。
良い感じと言うと語弊があり過ぎですが、ここで
言う「良い感じ」とは、視聴者に爪跡を残す感じに
逝ってしまったなあという意味での良い感じです。
見てて思ったのが機械っぽくはない、自我がある。
割り切りがとても上手い暗殺者だったんだなあと。
それが弟子を取り、弟子の仇となり、鎌倉殿の
御曹司と因縁ができて迷いが生じ。
割り切れなくなった=一幡の名前に動揺して
切っ先が鈍り殺した子の親にやられて弟子に
仇を討たれた…
元々、梶原善さんの演技がすごく反響を呼んで
いました。しかし、この終わり…「迷いが冷徹な
暗殺者をただの人に戻した」ということがあって
初めて、善児の物語は完成したと思っています。
今は「生きるために暗殺者になったのもいるよね」
と納得できる感じです。すごいなあ、プロ。
体調が水面下のため、この文章を書き殴るだけ
でもやっとですが、9月中には1話でも作れれば
良いなあ…
そういうことで終わります。