「貧乳王女の日々」第一部が完結いたしました。
ここまで長かったです。
私の中でこの作品はかなり大きな位置を占めています。
途中途中の話に関しては後から考えた事も多いですが、最初から私の中でアルは殺すために作られていました。
馬鹿な行動をして、馬鹿な話をして。
それが唐突にもほどがある、あまりにも現実的でない展開で壊れ去る。
それが、私がアルに託していたイメージです。
祖母の死にあって私が体感したイメージを元にアルは作られました。
最初から大きな理由もなくファストのことを好きだったり、アルは存在そのものが現実的ではないと言えます。
最後に、第四話の意味を今だからこそ言います。私の中であれは「非合理性」のモデルです。あの話に意味なんてありません。せいぜい回収されなかった伏線がいくらかあるくらいです。脈絡もなく敵?が出てきて、意味が解らない言葉で盛り上がって。全く話の流れがつかめない。そして、アルは好きな人の横というポジションを得るためだけに自分の大切なものを捧げます。
そういう無駄や非合理的なことも、この話の中の一部なのです。
無駄がなくてもすべては成り立つ。あの話は無くてもいいのです。
第二部も予定しております。
このアカウントではなく別のアカウントで書く予定ですが、そちらもぜひよろしくおねがいします。