tabibito

こんにちは、作者のtabibitoです。

いつも『異世界転生したら魔王軍の広報担当でした』をお読みいただき、本当にありがとうございます！
皆様からの応援（フォロー、そして温かいコメント）が、何よりの執筆の励みになっております。

さて、物語は先日公開した第10話まで進み、主人公・悠斗たちの広報課は大きな壁にぶつかりました。
王女エレナによる『魔導通信』を使った巧みなプロパガンダ……。
手作りの壁新聞で少しずつ築き上げた村人たちとの絆が、たった一つの”声”で崩されていく展開に、ハラハラしていただけましたでしょうか。

この物語で描きたいテーマの一つが、まさにこの「情報の力と怖さ」です。
正義の衣をまとった言葉が、いかに簡単に事実を塗り替え、人々の心を扇動してしまうのか。悠斗は、そんな見えない刃に対して、彼が持つ”広報”のスキルでどう立ち向かうのか。

第10話のラストで、悠斗は次なる一手『井戸端ラジオ』を提案しました。
最先端のメディアに対抗するのは、超アナログで、人間臭い作戦です。
果たしてこの奇策は、王女様のプロパガンダに一矢報いることができるのか。

次回からの”反撃編”、ぜひご期待ください！

これからも、悠斗やリリィ、そして不器用で憎めない魔王軍の面々の活躍を、楽しんでいただけるよう頑張ります。
感想や「こんな展開が見たい！」といったご意見など、お気軽にいただけると飛び上がって喜びます！

https://kakuyomu.jp/works/16818792440161578219/episodes/7667601419871249481