藍川澪

美津子は女学校に通う少女。家での鬱屈とした日々を、女学校の憧れの上級生や、優しい書生と交流することで慰めていたが……。近代化めざましい時代を舞台に、少女の悩み多い夏を描く小品集。

大学浪人中の青年、楊井礼央が過ごした、ある七月の風景。

世界のどこでもない場所に位置する音楽大学、聖ヨハンナ音楽院。 言語の壁が取り払われた場所に集まる個性豊かな音大生たちの、学内あるいは学外でのちょっとしたお話。

夜に嘆き、星を思う少年と少女の短編集。 それぞれの短編は繋がっていないような、繋がっているような。

10年ほど前に書いた拙作「ふたりぼっち」の焼き直し、令和版です。 男が女に遊ばれてたみたいな話の筋は変わりません。

ペシミズムに溢れた記憶とか、今まで吐き出しにくかったこととか、今更気づいたこととか。不定期更新予定。

ある時は家族、ある時は友達、ある時は見知らぬ他人。 アヤとミツキの見たひと月の風景。

ノベルバー企画に寄せた短文集。「ぼく」がいろいろな所をぷらぷらしてます。どこからでも、気になるお題の日からさくっとどうぞ。

ピアノに関する昔の思い出を、百合っぽく。