どうも、れがと申します。
『金星は二度燃えた』第5部「薄氷航路」まで投稿しました。
第5部では、火星投射後の太陽系が、戦争を止めようとしながらも止めきれず、凍結線、監査船、再開照射、白昼関連航路、義勇艦船群、緊急統合艦隊へ進んでいく過程を描きました。
一時的な凍結合意はあります。
監査船も出ます。
人道航路も維持されようとします。
それでも、戦争は完全には止まりません。
現場には現場の理由があり、船には船の事情があり、各勢力にはそれぞれの恐怖と怒りがあります。
安全退避のための作業が、相手には凍結違反に見える。
救難や通信中継のために動く船が、相手には戦略航路の一部に見える。
守るための防衛線が、別の被害を生む。
第5部は、そのような薄い氷の上を、戦争と救難と政治が同時に進んでいく部分です。
そして、この部では金星が再び大きな被害を受けるところまで到達しました。
第1話から描いてきた金星の朝。
第22話で別の形を持ってしまった金星の光。
その金星自身が、戦争の中心へ引きずり込まれていきます。
また、第5部終了時点での登場人物紹介と用語補足を、本編側に補足回として投稿しています。
凍結線、監査船、白昼、義勇艦船群、白昼防衛戦、金星防衛線、二度目炎上などを整理しています。
補足は第5部終了時点までの内容に基づいています。
次の第6部では、燃え残ったものをどう呼ぶのか、誰が責任を負うのか、そして太陽系がどのような形で戦争を終わらせるのかを描いていきます。
引き続きお付き合いいただければ幸いです。