私が五月に書いた『全ての謎はレモン色に』の「探偵レモンと桜の手紙」がどうやらカクヨム公式様の『金のたまご』に選ばれていたようで、嬉しいやらビックリするやらの最近です。
本作は実は小説家になろう様の「春の推理」という企画に際し起稿したもので、カクヨム様にもついでに投稿しておくか、くらいの軽い気持ちで投稿したので、こうしてカクヨム公式様に選んでいただくのが少し申し訳ないくらいです。
評価☆もたくさんの人に入れていただいたようでミステリージャンルの週間一位、日間一位を取らせていただいておりました。本当にありがとうございます。
短編の多いミステリージャンルにおいて現在で60000文字を超える本作を選んで読むというのは割とハードルが高かったかと存じますが、そんな中、私の作品に時間を割いていただいたことに感謝を申し上げます。
そもそもミステリーはカクヨム様において、まだまだ未開拓ジャンルです。一般には綾辻行人様や東野圭吾様などよく読まれるイメージがあるのですが、ネット小説ではあまり読まれていない気がします。
何故だろう、と考えたこともありますが、一章を書き上げて、理由が分かったかもしれません。
あの…………
なかなか思いつかないんですよね、トリック。
今回の作品は東野圭吾様の「虚ろな十字架」という作品を読んだときにふと思いついたから書けたのですが、続きである二章の構想を練っているのに全く思いつかず、今作品の更新が止まっているという現状です。
これは気軽に書きようもない。
それに普段私はプロットを先に立てるというよりは結構行き当たりばったりで書くことが多いのですが、ミステリーに関してはそれが許されない。全てが理論的に構築されていないと納得が生まれないので、最初から最後までの流れを大まかに作り上げてから文章の構築に向かう必要を感じました。
ファンタジーや恋愛作品に比べたら、結構製作難易度が高いようです。(私比)
ただ、ここまでたくさんの人に読んでもらえた訳ですから、続きを製作しようという気持ちが強く生まれました。なので現在は二章の構想を練っております。大まかな枠組みがふんわりと見えてきた気がするので、ちょっとずつパズルのピースを埋めていければと思います。
まだまだ時間がかかりそうなので、お待ちいただける方がいれば、少々お待ち下さいませ。
最後に、私の作品を読んで下さった方々に感謝の意を。