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更新しました 『嘆きの収容所』② ちょっと仏教的な表現かもね

https://kakuyomu.jp/works/16816700426255176108/episodes/16816927859708545725

エピソードの後半に「骨だけでもいい、故郷へ帰りたい」という表現がありますが、これはキリスト教にはない表現ではないと思っています。(書いていてそんなこと言うなって)
当時は日本も西洋も土葬でした。
骨と霊の関連付けはどう考えても東洋の発想かな。
西洋だと魂は天国や地獄へ行くと考えられており、骨に関連されないと私は考えます。
じゃあなぜこの表記か。
彼は骨さえ収容所に残したくないとの思いだったのでしょう。
だからオオヤマが「骨じゃいけない、この生身の体で生きて帰るんだ」と励ましたわけです。

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