6月だし、ジューンブライドネタで何か短編書きたいな。
そう思って、頭の中にあったネタをいくつかピックアップしました。
まず紫陽花は外せない。雨に濡れているとなお良し。
紫陽花の前に佇む儚げな美女。何なら白無垢とか着てると(私の)気分があがる。
美女をファインダー越しに見る写真家の男。
うぅん、いい!!何かしっとりした雰囲気!!
美女はこの世の者ではないことは既に決定していて、更に写真家の男は私の頭の中にずっとあって、いつか形にしたいと思っていた「遺体写真家」にしよう。美女がこの世の者でないなら、遺体写真家でもいけそう。
そう思って書き始めた今回の短編。
頭の中では紫陽花の前に佇む女(死体)を切ない目で見ながら撮影する男(たぶん女の恋人にしようと思った)の話を書くつもりでした。って言うか、書けてるはずだった。
……のに、何で備中鍬抱えた男が出てくるの…。あれ?ちょっと待って、おかしい。警察とかそんな難しそうな舞台にいつの間に上がってるの…やめてこわい。色んなところから別の警察きそうでこわい。
(これはファンタジーですっ!!現代だけどファンタジーですっ!!)
そもそもジューンブライド、どこいった?
遺体写真家をどうしても書きたかったので、たぶんそれにこだわっちゃったからこんなことになったのですよね。
最初の案(白無垢と男)だと女を死体とすると、何で立ってポーズ取ってるのかって話になって、その理由を考えてると「死体に寄生する蟲」が出てきて、そうしたらその蟲はどっからくるんだ。そもそもその蟲って何なんだってことを考えちゃって…気付いたら備中鍬(以下省略
でもこのノート書いてたら、別の切ない系思いついたわ!
「死体に寄生する蟲のせいで腐らない女。女と結婚の約束をしていた写真家の男が、死体に白無垢着せて写真撮る。季節が変わるごとに違う背景でずっと女の死体を撮る。そうして男が年を取り、最期の写真を撮ると、死体も男と共に朽ちていく」
…あれ!?何かいいじゃん!なんでいま思いつくの!!。゚( ゚இωஇ゚)゚。
ちょっとこれあとでちゃんと形にしてみようっと。
キャッチコピーも思いついたわ。(でもこの記事公開したらもう忘れたわ)
今日はもう、こっち書いたので力尽きたので…私らしい(?)ジューンブライドはまた今度!
公開したら「あぁ、あれだな(にやり)」として下さい。
まぁ…今回の短編も普段書かないようなジャンルだったので…いつも私の話を読んで下さる方には新鮮に映るのかなー。どうかなー?
た、楽しんでもらえると嬉しいです…。
全然ジューンブライドじゃないけど(;´Д`)