MGSVというゲームをご存知でしょうか。
小島秀夫監督が作った作品なのですが
非常に含蓄の飛んだ興味深い作品です。
というのもこの作品多層構造になっていて
最初にプレイした時とオーウェルの
ディストピア小説『1984』という
作品を読んだあとではまったく
見えてくる作品が変わるんですよね。
以下、ちょっとだけ1984と
同一の設定の用語を書かせていただきます。
1984:Room 101(白も黒にする尋問部屋)
MGSV:101号室(尋問部屋)
1984: Double think(2+2=5と思い込むと同時に/2+2=4と考えることができる思考方)
MGSV:ダブルシンク(2+2=5と思い込むと同時に/2+2=4と考えることができる思考方)
1984: Big Brother is watching you!
MGSV: Big Boss is watching you!
あとは、MGSのナンバリングタイトルは
1~4までは英数字でしたが、
5だけギリシャ数字での「V」です。
これも映画版の1984に『V』が
象徴的に使われているところから
きていたりします。
MGSVの作品のテーマは
『悪に堕ちる。復讐のために。』
誰が悪に堕ちたのかということを
深く考えさせられる作品でもあります。