いつもお世話になってます。どうもlagerです。
本日投稿致しました『聖女と勇者と王様と私』最新話でも告知致しましたが、近々作品のコメント欄を一時閉めさせて頂きます。
特にコメント欄でトラブルがあったわけではないので、完全に私の気持ちの問題なんですが、同作の最終章執筆にあたり、どうしてもコメントのやり取りを避けたいシーンも出てきそうでしたので、今回こういった形を取らせて頂こうと思います。
私、てっきり作品ごとにコメントの表示非表示って設定できるのかと思ってたんですが、どうやら全作品一括での設定でないとできないみたいなんですよね。
なので、『クズきん』以外の作品も一時的にコメント機能がロックされてしまいますので、この場をもって改めて告知させて頂きました。
ではいつからかというと、申し訳ないのですが、現状では確約できません。
ある程度書き溜めを作ってからコンスタントに投稿していきたいので(毎回同じことを言って途中で不定期更新になってますが)、恐らく来月中のどこかか、もしくは9月に入ってしまうかもしれません。
そんなに長い章にはならない予定ですので、いよいよ本年中には完結できるかと思います。
というわけで、コメント欄がロックされている間、何かご意見ご指摘などございましたら、近況ノートへコメント頂くようお願い致します。
さて。
最近は近況のあれこれはエッセイで書いてましたので久々のノート更新ですが、こちらも久々に作中の単語の元ネタ情報を紹介していこうと思います。
まずはこちら。
『喪我・オドラデク』
『瀆魂・ザムザ』
ザムザの方は割と有名かと思います。フランツ・カフカの名著『変身』の主人公の名前ですね。
オドラデクも同じくカフカの短編『家父の気がかり』に登場する正体不明の謎生物の名前です。
とは言え、私がオドラデクという単語を知ったのは、いつも通り『王ドロボウJING』の「不死の都リヴァイブ」編に登場する永久機関『オドラデク・エンジン』でした。子供ながらに語感がかっけえええと思って覚えていました。
ちなみに原典の『家父の気がかり』は読んだことがないです(笑)
そして、作中ではオドラデクによって魔力を集めて誕生する魔獣
『龍樹(ナーガ・ルジュナ)』
どうですか。この中二心を刺激する名前。いかにも巨大な樹木が捩れてドラゴンの形を取ったみたいな見た目が想像できるでしょう。
この単語、実はググれば普通に出てきます。
………お坊さんが。
そう。実はこちら、実在した(とされる)歴史上の人物の名前なんです。
弘法大師・空海の修めた密教のルーツを辿ると、かなり根っこの方にこの方の名前が出てきます。ちなみにナーガ・ルジュナはサンスクリット語です。
仏教における「空」の概念を確立させた人物とされてますね。
続いてはこちら
『猟奇の果て』
江戸川乱歩による明智小五郎シリーズの一作です。
読んだことある方、います(笑)?
この小説の中で、まさに『王子と乞食』みたいなシーンが出てくるんですよ。
読み応えばっちりで私としてはお気に入りの作品です。
最後はざっくり
勇者イサム・サトウのスキルの名前
基本的にギリシャ神話から取ってるんですが、一個だけネーミングに苦労した技がありました。
腕力をアップさせる『剛腕(ハーキュリアン)』という技の進化系をどうするか。
最初下手に『Herculean』(ヘラクレス)なんて名前をつけちゃったものだから、「……ん? ヘラクレスの上位互換なんて誰かいたっけ?」とめちゃくちゃ頭を捻りました。結局ギリシャ神話を詳しく調べ上げ、なんとか『ヘカトンケイル』という単語を採用しましたが、整合性が取れてるかは正直自信がないです(笑)
ちなみに、『神速(ゴッド・オブ・フラッシュ)』は『BLEACH』から取りました(オイ)
我らがアイドル・夜一さんが初めて戦闘で活躍した回のタイトルが『the god of flash』なんですよ。瞬神・夜一! ひゃー! かっけええ!! 再アニメ化が楽しみだぜ!!
はい。
今回はこんなところでお開きです。
『クズきん』最終章、どうぞお楽しみに。