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【MITHRAS】アリアドネの赤い糸のこと

赤い糸といえば、ラビュリントスの話です。
アリアドネは迷わないように、そして帰って来られるようにと恋人に赤い糸を託します。そしてミノタウロスを倒した英雄は帰還することになりました。

縁結びに使われるモチーフです。

ついでに言えば、縁結びの神とされる出雲の人ですが、ヒミコだとかイザナミとかイザナギのことです。
ヒミコは30カ国が争う倭国騒乱を収めました。なぜヒミコだったのかと言えば、縁結びの人だからです。
アシアラなかつ国のアシアラというのは、葦原と漢字で書かれますが、中国の人がてきとうに漢字を宛てているだけで、葦は関係なくて、これはアシアラという民族名です。
ヒミコやイザナミはアシアラと呼ばれます。

これが縁結びの神の正体でして、3000年を遡ると、当然ながら日本にはいません。古くはアースガルドとヴァナヘイムを取り持ったのもアシアラです。アシアラからラを抜くと人の集団ではなくて地名や国、街の名前になります。そこの中心にいるのがイザナミです。

さらに言えば、海の民を纏めているのが縁結びの神です。ゼウスと言えばわかるとおりで、あのポジションが縁結びですね。
そんなわけで古来から、イザナミやイザナギ周辺の人を縁結びと呼んできたようです。

今回縁結びの話です。
というわけで、そのような裏事情をベースに物語を組んでいます。

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