エクソダス編が終わりました。大団円というか、ミツライムが崩壊し始めます。
さて、そんな中冬の到来で物語は終わります。
この時期、考古学的にはカタストロフィが起きています。鉄器時代の関係でいえば、ラグナロクが同じ時期になります。
このラグナロクの伝承において、三度の大いなる冬の到来の後でラグナロクが起きるとされます。
三度の大いなる冬とは、通常の冬ではありません。異常な冬であり、つまりカタストロフィのことです。
10年ほど太陽が出ていないものと思われます。出たり出なかったりして、特に三度の冬はほぼ出ないなどで10年続いた感じだと思われます。
この三度の冬ですが、偏西風などの関係で、アジアにも当然影響がでるはずです。
この分野では日本人は島国ですので、DNAの追跡ができる状態にありまして、3000〜4000年前に縄文人が八割くらい消えた可能性が示唆されています。
ラグナロクと同じ時期ですね。黒海周辺の異常現象はアジアにも到達しています。
さてエジプトではどうでしょうか。
ここで聖書の記載やミツライム衰退の歴史です。神の怒りとは、前例がない異常気象がおきましたと書いてあるのと同じです。
前例がないということは、フィンブルウインターの一回目があったということです。
これで神話の時系列がわかります。
北欧神話のフィンブルウインターの一発目とエクソダスは時期が近いことがわかります。
ちなみにトロイア戦争はラグナロクが終わるまで続くだろうという言い方になっていて、トロイア戦争は10年続きます。
つまりエクソダス、この辺りでトロイア戦争が起きてくると言う流れです。
MITHRASも次のエピソードからその方向へいきます。