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【MITHRAS】シナイ山に着く

エジプト側にある伝承だと、モーセに該当する人物はラメセス2世の前の時代。エジプトから追放された人物がいて、これが後でモーセを名乗っているのではないかとされます。

ただエクソダスが起きたのは、ラメセス2世の時代だと断言できます。神話に手がかりがたくさん落ちています。

モーセの人物像ですが、エジプトからだと、その人は医者です。それが原因でファラオに嫌われてしまうことになって追放されます。
旧約聖書のほうでは、モーセはエジプトの王子として育てられますが、奴隷出身だと気付いて奴隷のために立ち上がります。これはラメセス2世の時代です。

カナン側からすれば、わざわざモーセを指名して接触していることがわかります。
さらにはモーセのことを案内人と呼んでいます。
軍隊を集める過程で軍隊に声をかけたなら、案内人なんて呼ぶかなってところがあります。

この時代あたりから民族大移動が始まるのですが、他の民族は黒海を離れるようにインドや、北欧へいくのですが、唯一モーセたちだけがその逆で黒海のほうへ近づいているところも面白いところです。

【MITHRAS】ではモーセは医者だったけれど、それはモーセの父親の代であって、それを知っていたオーディンがモーセに接触したという物語にしています。

あともう一つ、エクソダスを読み解く上で重要な要素があるのですが、その時に解説します。

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