お久しぶりです。最近ペンネームとタイトルを変えようか悩んでる桑ﾞです。
おかげさまで「転生勇者は夢を見る。」がもうすぐ第二章に突入します。もうすぐ、というのは実はもう一話分の幕間を書く予定なのです。早く書け、一週間空いたぞ、と思われるかもしれませんが、なんか手が進まない。ごめんなさい。
週二本更新しようとしたあたりから逆に進まなくなってしまいました。で、少し考えたのですが、自分のペースから逸脱してしまったのかなというのと、単に集中力が切れてしまったとか、あとは設定がごちゃごちゃしすぎて整理できていないのかなとか。
なので、これから少しだけの間、色々整理する猶予をください。この物語を書き始める前にも筋道を立ててから書き始めたつもりでしたが、いざ書いてみると足りない部分が浮き出てきました。作品をより良くするために一、二週間使いたいと思います。ただ、スローペースになるのは今だけで、地盤を固めたら駆け足です。それまでお待ちいただけると助かります。
さて、ここまでが報告でここから先は紹介と感想です。漫画はよく読んでいるのですが、小説を読んだことがなかったので、後学のためにと一作品買ってみました。
知念実希人先生の「神のダイスを見上げて」
あらすじだけ。数日後に小惑星が激突するかもしれないと発表された地球、その非常事態に起きた殺人事件、その真相を暴こうと奔走する少年。
感想としましては「小説って面白いな」という点がまず最初でした。いやー、面白い。わくわくした。こういうコンテンツなのか、と認識しました。
そして、読みやすく、飽きない。情景が綺麗に思い浮かぶのに、文章がうるさくない。すぐに読み終わってしまいました。自分の文章と比べて何が違うか。地の文、構成、リズム、人物、風景。特に伏線の回収が鮮やかで緻密、それでいて無理がなく納得しやすいものでした。読者としての感情を知るのに十分すぎる作品だと思います。
ぜひ皆さんも手に取ってみてください。
そんなわけで「転生勇者は夢を見る。」を今後とも宜しくお願いいたします。