というわけで。
お陰様で、『塞がりのカースコード』第一章の投稿が完了いたしました。ご閲覧いただいた皆様には、この場にてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
当初の予定から一万字ほど増えてはしまいましたが、むしろ僕にしてはその程度の誤差で済んだことのほうが奇跡みたいなものですね。
下手すると三倍とかいくもの……見積もり甘すぎて……。
まあ、おおむねだいたい程度には、文庫一冊分くらいに納まったはずです。これを二十日ちょいで書き上げられたことは、なかなかいい経験になったのでは、我ながら。
まっすぐ厨二なライトノベルを。
そんなことを考えながら書いた作品でした。
お楽しみいただけたなら幸いです、
以下にちょっとしたキャラ設定なぞ置いておきます。
ネタバレご注意、です。
よろしければ第一章ラストまでご閲覧ののちにお願いします。
・鴻上永代
主人公。高校生。戦闘呪術師。
なんかこう実験施設的なところに捕らわれていた過去がある模様。
呪われている。そのせいで、自身をどうしても「願いに応える機能の道具」と見てしまい、誰かからの頼みを断れない。またお礼を言われると罪悪感による発作が出る。
ヒーロー願望のないヒーロー。……ではなかった、というのが一章のおはなし。
めんどくさい男でした。
まだいろいろと伏線らしきものがいっぱい敷いてありますが、回収は二章以降ですかね。といっても大枠はラストの通りです。
・逆坂津凪
ヒロイン。永代とは同一にして真逆の過去を持つ女の子。
いわゆる落下型ヒロイン(?)。いや落ちてきてないけど。落ちてくる役割はプロローグでストーカーさんがやったので。最初から落ちててもらいました。いずれにせよ主人公が拾えばいい、と。
そういう「お約束外し」はテーマのひとつでした。
一章は彼女が六路木という街に居着くまでの物語でしたが、ということは当然、居着いたあとの物語もあります。また、居着くより前の物語も、まだ終わったわけではありません。
ぼくっ娘。その理由も含め、続きは二章以降で。
・鴻上真代
永代の義理の妹。特別指定級呪術師。
義兄妹。でも永代と真代で字はかなり似ている。それを言うと、真代と真絃もかなり似ていますな。はい。
かなり恥ずかしい二つ名をお持ちながらも実力は高く、理解がありすぎるまである、よくできた義妹。よくできすぎていると言ってもいいナチュラル嫁力の持ち主。まあ多少、計算的にあざといきらいはあるけれど。
当然、彼女の物語も用意されております。
・井峯出水
結社所属の戦闘呪術師。にして、特別指定級呪術師でもある。
格好いい系お姉様。真っ当に最後まで格好よさを保ち続けたお方。とはいえ、彼女は彼女でいろいろと、思惑は持っていたのでしょうが。
なお六路木の特級呪術師は、真代と出水を除いてあと四人。そっちもいずれ書いていきたい。特級の中では、ちなみに出水は断トツで真人間です。
以上ですかね、メインキャラは。
なお第一章に登場した人物たちは全員、二章以降にも続けて出番がございます。
プロローグのみの登場となった世羅と奥崎のふたり(実はラストバトルに絡むプロットもあったのですが、あえなく没に)も、永代の同級生である鶴羽と桐畑のふたりも、敵であった仕種と夜羽のふたり(このふたりのネーミングはかなり気に入ってます)も、そしてボス枠から一瞬で小物化した三谷も、トリックスターだった倉崎も。
出番はまだまだございます。
……ひとり足りない? それはまあ、はい。うん。
それでは、今後もお付き合いくださいませ。
ところで、何かいいタイトルの略称とかないですかねえ?