名前:岩手スバル
誕生日:十二月一日
年齢:十六歳
種族:地球人類
髪型:薄くウェーブのかかった茶色
尊敬する人物:自分が産まれる前に死んだ発明家全員
嫌いな人物:自分と同じ時代に生きている発明家全員
工業重機企業『岩手グループ』の若き総帥。
濃い青の高級スーツを身に着けており、それを存分に着こなしている生粋のお金持ち。
発明家としての顔も併せ持つ。父親が総帥をやっていたころから様々な機械を開発し、発売していた。
自分を含めた生物の命は無価値だが、しかし生物が作り上げた文化や習性などに価値は宿ると思っている。
この考えのもと、林太の剣術や、テスカの契約に興味を示し、協力関係を結ぶ。
敵と定めた者にはあの手この手の凄惨な攻撃をしかけるが、無能な部下に制裁を加えたりはしない。
彼らには『実験動物』という役割があるためだ。
戦闘スタイルは、自らがプロデュースした搭乗人型戦闘機『レッド・プレアデスシリーズ』を駆使した蹂躙。
ブレインマシンインターフェースによって、操縦桿を握らなくとも遠隔で操作が可能。ラグは酷くなる。
ちなみにこの人型戦闘機、一応法的には車両なので、一通りの保安装置は付いている。また直立姿勢では十メートル以上のサイズだが、車両と言い張るためにトラック程度の大きさに『畳む機能』が備え付けられている。
戦闘機と名は付いているが文字通り『戦闘を行う機械』以上の意味はなく、空を飛ぶための機械ではない。
事実、岩手グループが販売している人型戦闘機に、飛行能力は一切付いていない。
だがレッド・プレアデスのみスバルの趣味によって高出力小型ジェットエンジンが取り付けられているため飛行が可能。
熱に強いどころか『熱の影響を一切受けない』という金星の超合金を装甲に使用しているため、ジェットエンジンがどんな無茶苦茶な方向に噴出しようと対応できる。故にホバー飛行も可能。
ただし内部で爆発があった場合は無力。熱が無効なのは装甲のみ。
彼はこのレッド・プレアデスに使っている燃料の詳細を、誰にも話そうとしない。