• 異世界ファンタジー

06/13

気がついたら「天蓋輪廻の聖誕曲」が完結して、2週間が経っていました。
応援してくださった方々には本当に感謝しています。

第二部はまだ先になってしまいますが、「天蓋輪廻の夢想曲」の方で追加のエピソードや完結後の後日談も上げています。
よろしければ、こちらもぜひ。

https://kakuyomu.jp/works/16816700428607025404


また仕事が忙しくなっていて、読みも書きも描きも……何から手をつけるか迷ってしまいます。
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とりあえず、ここでは作中での設定解説など出来ればと。
まず、国や街の地名を固有名詞にしなかったのは、読者に「覚えてもらう」設定を減らしたかったからです。
特に重要な独自の設定となった神鎧ですが。

以下、設定です。↓


神鎧(アンヘルÁngel、スペイン語で天使の意、英語ではエンジェル)
 作中では「聖なる教」の三位一体(主、神鎧、聖霊)のひとつ。
 召喚者(巫女神官)の魂の器であり、集合的無意識から発現される七つの神体。
 その姿は人類の心に普遍的に存在すると考えられる、先天的な元型や神話の作用力動の影響力に依存する。

    †
バルフート(Balhūt 別名、バハムートBahamūt)
 大地の下で世界を支える巨魚(あるいは鯨)、世界牛のベヒモスとも混同される。
 作中では、メインヒロインのクランフェリアの魂の器であり、花弁のような四枚の肩部装甲を持つ人型兵器。サイズは5m〜20m。

 武装 左腕、大型三連装ガトリング砲(各砲毎分6000発)
    背部、カチューシャミサイル2基(自動生成+装填最大、675万発)
    肩部、近接防御火器(ファランクス)4門(各砲毎分4500発)
    右腕、大型アンカーブレード
     背部のミサイル弾頭に戦術核を装填可
    胸部内側に拷問器具『鉄の処女』のようなエネルギー供給部がある。

第八話のヒツギの記憶にて第二神化、バルフート零式(竜型の姿)が一瞬だけ登場する。
第十一話の決戦時にて第二神化、ヒルドアリアの神鎧と融合したバルフート弐式が登場。

    ▱
ベルグバリスタ(BelgBallista)
 ヒロイン、ヒルドアリアの神鎧で白い不死鳥型の神体。サイズは20m(羽根を広げた最大限)
 ベルグは「山」、バリスタは古代兵器の「大型弩砲」の意。
 長距離かつ超高速の飛行が可能。
 攻撃手段は火炎放射や炎球による爆撃。
 超回復+再生能力があり神鎧、召喚者自身ともにバラバラの粉微塵にされても秒で復活する。

 第2部では第二神化『ベルグバリスタ・サルヴァトーレ』として活躍する予定。
  鎧装に覆われた生体部分がなくなり、完全に機械仕掛けの不死鳥の姿となる。

    ☆
クインベルゼ(QueenBeelze)
 ヒロイン、パフィーリアの神鎧。蝿を彷彿させるシルエットで2対の翅に6本の節足と4本のカマキリの腕を持つ白い異形。サイズは7~40m。
 戦闘時は召喚者ごと体内に取り込み、眷属を一度に数千匹ばら撒きつつ周囲を喰い尽くしながら進撃する。
 眷属は異形の虫で、倒されると別個体へ即座に耐性が反映される。
 第二神化『クインベルゼ・ブーケガルネ』は召喚者が外部に露出して両腕と下半身が異形部と癒着した、上半身が人型の女王蟻になる。
 本体の戦闘能力も向上し、背中に8本の鉤爪が生えて並外れた膂力で敵を引き裂く。

 名前の由来はそのまま、ハエの王ベルゼブブの女王版。
 パフィーリアは五位巫女神官であるが、これは『ヨハネの黙示録』における七人の天使による第五のラッパ(イナゴの大群が神の刻印がない人を五か月苦しめる)とも重ね合わせていたりする。


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残りの四体は次回にて。
その時は皆様に感謝のイラストも載せますね。

2件のコメント

  • 続編待ってるねぇ~

    カクヨムも「小説家になろう」みたいに
    本分に挿絵が載せれたら良いのにね。

  • おじむさん、いつもありがとうございます。
    絵と小説の両立はなかなか大変ですが、挑戦してみる価値はありそうですね……!
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