画筆ではなくても、言葉で絵のような世界を描きたい。 服装も、建物も、風景も── 頭の中に浮かぶその景色を、ひとつずつ言葉にしていく。 空気の揺らぎや、光のきらめき、遠くの匂いまで。 そんな世界を、あなたに届けたい。 重視しているのは、伏線と構成。 起伏のある展開と、緻密に組み上げたプロット。 そして、量産型ではないキャラクターたちが、 その世界のなかで呼吸し、選び、迷い、進んでいくこと。 恋愛、家族、国家、そして名前のない想い── 感情の流れも、丁寧に、そして深く紡ぎたい。 深い情ほど、ゆっくりと人を酔わせる。 私が描いてきたのは、ただの物語ではなく、 そこに生きて、迷い、笑い、涙する人たちのいる世界。 私の中華幻想が、あなたの心のどこかに、そっと残ってくれたなら── それだけで、きっと十分です。

9月3日に更新

私は、勉強以外、本当に何もできない人間です。 だけど、それでも。 書きたい。 伝えたい。 どうしてもやめたくない。 一筆一筆に思いを込めて、 自分に、そして誰かの人生に、 ほんの少しでもエールを送りたい。 そんな気持ちで、私は毎日物語を書き続けていく。 苦手なコメディを書く日もあれば、 得意な悲しい話に没頭する日もある。 けれどどんな形であっても── 少しでも、あなたの心に届いて、 前を向く力になれたら、 これ以上の幸せはありません。

9月3日に更新

私が愛する、大自然のすべてが教えてくれたこと。 芽吹く春、陽が舞う夏、澄みわたる秋、眠りゆく冬。 花、草、鳥、光、月、星、そして海。 それは詩であり、日記であり、小さな物語でもあります。 季節に触れて心が揺れたその瞬間を、言葉にしてここに残します。 読んでくださるあなたにも、ほんの少しのやさしさと静けさが届きますように。

9月2日に更新

我が家の6匹の猫と2匹の犬が織りなす、 くすっと笑えて、時々ちょっぴり泣ける、そんな日々の記録。 愛する彼らへの、私なりのラブレターであり、 どこかで疲れたり、寂しくなったあなたの心にも、 小さな光が灯りますように──そんな想いを込めて綴っています。 読んでくださる皆さんが、少しでも軽やかな気持ちで 笑顔になっていただけたら、とても嬉しいです。 『栗あんの話し』は、このコレクションの中でも、私にとって特別な一推し作品です。 6月頃から更新を再開する予定です。 私と彼らの物語が終わるその日まで、ちゃんと向き合って書いていきます。 『一度も後悔しなかったことを、私は後悔している。』 この作品は「別れ」を描いたものであり、どの企画にも参加せず、宣伝もせず、紹介文も書きません。 けれど、それでも──私にとっては大切な家族との記録であるため、そっとこのコレクションに置かせていただきました。 苦手な方は、どうか無理をなさらず、そっと閉じていただけたら嬉しいです。

9月10日に更新