★みなさん、ご機嫌いかがですか?今日は、記念すべき閏年の”特別な1日”ですね。
これは、時間の流れと季節感のズレを解消するために考えられたものです。同じ1年でも、いつも365日として数えていると、そのうちに1月1日が北半球なのに夏になってしまうのです。
これは、地球の自転軸の傾きと地球が太陽の周りを回る公転速度の関係にあります。
まず、地球ってどのくらいのスピードで太陽の周りを回っているのでしょうか?
マッハ87ですって!時速10万7千2百8㎞/hなんだそうです。
(想像が付きません!)
でも、こんなスピードですが、太陽の周りを一周するのに365日ではちょっとだけ足りないのですね。毎年少しずつ時間が余っていき、4年でだいたい1日になるんです。
じゃあ、どうして365日で1年だってわかるか?それは、地球に季節があるからです。毎年、同じような季節がくるから、”ズレてる”ってわかるんですね。
この季節は、地球の自転軸が傾いているせいです。もし、自転軸が公転面と垂直だったら、たぶん地球に季節はなかったんじゃないでしょうか?
★思い出してください。オンダンVの世界は、1年を問わず気温の変化がありません。従って、季節感も無くなっているのです。
最初、布礼愛は、温暖化の原因を地軸の傾きが無くなったのではないかと考えました。ところが、南極と北極の調査をしたら、白夜と極夜は、今まで通りだったのです。つまり、自転軸は正常だったのです。
そこで、思いついたのが”ウィルス説”だったのです。もちろん、南中子も地球の自転軸については研究しました。結果は同じで異常なしだったのですが、ただ一つ気になったのが地球の公転軌道が平均周回軌道からズレていることがわかったのです。
あたかも酔っ払いの人がフラフラ道を歩くような感じです。未だ、謎なのですが、南中子はこれの解明にも全力で取り組んでいるところです。
★さて、今回は、第47話「取り巻く孤独」です。あなたの周りにも特別な”閏○○”はありませんか?
さあ、ズレを修正してみませんか?
https://kakuyomu.jp/works/16818023211705607365/episodes/16818093072861511528