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WIZARDWARE魔法戦記外伝「×アキムの○魔法士たちの木造船」第3話投稿

 「魔法士たちの木造船」第3話投稿しました。題名が相変わらず面倒くさいのは秘密です。

 今回、更新するまで1週間を越えてしまいました。設定を煮詰めるのに手間取り、自分自身が煮詰まってしまったというオチです。ストーリーは出来上がっていても、SF的な細かい設定は先送りしていました。何とか明確なイメージが出来上がったのは悩み抜いた数日前です。

 第3話「機関室にて」は木造船の説明というより、C言語のツリー構造を木造船で説明する内容です。ポインタを用いた比較的難解なアルゴリズムだけあって、まだ完璧とはいえません。改稿の余地はありますが、何とかゴム繊維など降って沸いたアイディアを用いて表現しました。(自己修復や自律駆動など、今後も使えそうですが使わないでしょう。)

 いきなり、とんでもない内容が出現し、読んでくださった方は面食らったかもしれません。本作で唯一、情報技術を解説する箇所です。(現状、シリーズを通じての作風で作品内に必ずひとつは登場します。)

 第4話からようやく後日談の回想など核心に迫っていきます。今後ともよろしくお願いいたします。

 また、「ソフトウェア魔法VS.影の王」へポインタの解説を加えました。元々ポインタを説明するつもりはありませんでしたが、オブジェクト指向へ移行する中盤~後半の物語を楽しんでもらううえでポインタを知っておいてもらいたいという理由がひとつ、外伝で説明しようと思っていたのですが、前作の方がはるかに表現できているという点がひとつです。

 「魔法士たちの木造船」で本格的にポインタをファンタジー表現しようとしたら、第3話のような説明文が数倍になり、非常につまらない物語になる可能性が高いという目算が立ったからです。外伝ですべて補足しようと思ったのですが、宿題を先送りすると失敗するという良い教訓を頂きました。

 外伝でソフトウェアとプログラミング(データ構造)については一旦終了します。次回作はネットワーク技術です。その次は未定ですが、シリーズ自体に価値があるのか見定めてから決めるつもりです。情報技術はすごい近い場所に数学や物理があるので、そちらをテーマにするかもしれません。私が表現できるとしたら数学ですね。ただし、一切数式は出てきません。ファンタジーやSFその他の「物語」で説明・表現します。

 かなりキツイ作風であるため、突然普通のよくある物語を書き出すかもしれません。そちらの方が人気あるようでしたら、あまり迷わず方向転換します。と言っても……たぶんオンリーワンでなければ、作風が通用しないことは現状でわきまえています。しばらくはあがこうと思います。

 長文失礼致しました。

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