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物語の創り方の話

多くの方々の近況ノートや創作論などを拝読する折、ふと「自分はどうやって物語を創っていただろう?」と考えました。
ストーリーを先に組み立てる方も、キャラクターを先に創る方もいらっしゃる中で、私は完全にキャラクター先行型だなあと。
「こいつ、実はこんなに面白い奴なんだぜ!」というのを意地でも伝えたいタイプです笑

①ぼんやりと物語の軸や世界観を考える
②その世界にどんなキャラクターが居たら面白いのか考える(ここ楽しい)
③言わせたい台詞や入れたいシーンを断片的にどんどん考える(ここが一番楽しい)
④③を面白くする為にはどんな助走・導線・伏線が必要か考える(ここが一番しんどい)
⑤改めて物語のスタート地点とゴール地点を設定し、ストーリーの展開にもキャラクターの心情にも矛盾が出ないように調整する

手順としてはこんな感じですね。
執筆中、頭の中では常にキャラクターたちが好き勝手に動いて喋っており、それを私の拙い言語能力で必死に書き起こしているような感覚です。
自分がキャラクターを愛せないと、物語の中でも魅力的に動いてくれなくなってしまう感覚があるので、気付いた時にはいつも自分の好みの詰め合わせみたいになっています。

現代ものだろうと異世界ファンタジーだろうと、キャラクターにはどこかしら人間らしさを持たせたいし、それをしっかり伝えたいのです。
キャラクターの魅力を伝える為ならば、ストーリー進行上は要らない会話やシーンもガンガン放り込みます。
見切り発車な部分もあるので、グダグダになって事故るケースも多々あります笑
連載中のGemstoneでもその傾向は顕著です。

脱線し過ぎて「さすがにヤバくね?」と思う自分が、「楽しいから良いや」と思う自分に勝てません。
どうしたら自制できるのでしょう?

……楽しいから良いや。

2件のコメント

  • 書き手さんが楽しんで書いている作品って、読み手にも伝わりますよね。
    私も楽しいシーンを書く時は筆が乗って(誤字脱字も多くなりますが)、さらさら言葉が出てくるけど、
    肩に力を入れて書いている時は、文章も固くなってしまいます。。
    @kumeharaさんが楽しく書ける話が一番だと思います^^
    そして、私も、そんな@kumeharaさんの作品を楽しく読ませていただきます♪
  • 結局は、「自分が楽しい」が一番上に来るべきなんですかね。
    書き手の楽しいと、読み手の楽しいが重なってくれるのが理想ですが、毎回そうなってくれるとは限りませんから。

    出版社の賞レースに応募している方々だと特に、文字数制限や構成の問題でストーリー先行の組み立て方をするのかな……などと推察しております。
    私は応募したことがないので好き勝手に書き殴っておりますが、選評とかもらってみたいですし、一度くらい挑戦してみようかな🤔

    今後も自己満足に書き殴りますので、魔が差したら読んでやってください(^^)
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