――集英社(第38回小説すばる新人賞)、講談社(第21回小説現代長編新人賞)、そして、文藝春秋(第34回松本清張賞)。大手文学賞の選考を揺るがした、骨太にして至高の「古代中華・三国志外伝」三部作。
本シリーズは、三国志の表舞台では深く語られぬ「北方の防衛線」を舞台に、英雄たちの因果が「環(わ)」となってつながる一大絵巻です。どこから読んでも、歴史の歯車が噛み合う快感を味わっていただけます。
序章(前日譚)「魁の紡ぎ」【第38回小説すばる新人賞・一次選考落選作品】
――全ての因果は、ここから始まる。三国前夜、広大な北の大地を統合し、後漢王朝を震撼させた鮮卑の怪物・檀石槐(だんせきかい)。のちに「中華の盾」となる男が立ち向かう、巨大な脅威のルーツを描く覇王誕生の物語。
本編(前半生)「北天の盾」【第21回小説現代長編新人賞・一次選考落選作品】※毎日19時更新中!
――「君と大事を成せないのが悔しい」と劉備に言わしめた天才、田豫(でんよ)。若き日の彼が、劉備と袂を分かち、曹操に北方を託され、異民族の猛攻から中華を護る「盾」となるまでの激闘録。
終章(後半生)「※タイトルは伏せます」【第34回松本清張賞・結果待ち(応募中)】
――因果は巡り、完結へ。魏の重臣となった老将・田豫。かつて「魁の紡ぎ」で興った鮮卑の末裔たちと、「北天の盾」で磨き上げた知略の全てを賭して、人生最後の決戦に挑む。不屈の男の矜持を描く完結編。
選考委員たちが落とした、しかし、歴史ファンが本当に読みたかった「血の通った三国志」がここにある。
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