スニーカー大賞の選評が届きました。大体全体の評価はこんな感じ(添付画像参照)。
しっかりと読み込んで下さっていて、アドバイスも具体的。感謝です。
ちなみにこちらの作品でした。
5年ぶりに再会した銀髪の女子高生が崖下の海に飛び降りました。どうやらこの夏は人生の転機になりそうです。
https://kakuyomu.jp/works/16816452218976388193一次選考通過、二次落ちの作品にも関わらず、かなりベタ褒めで「『全体的にとても高水準にまとまった、完成度の高い作品』とまで言ってくれるなら二次まで通してくれよぉ!」って思ってしまいましたが笑
指摘されたポイントにはぐぬぬと唸る他なく、倒れるしかない。というか僕自身うっすらと感じていた点でもありました。
こちらの作品を書いたのがちょうど一年弱前。電子書籍の連続出版を控えた合間に書いた作品で、十日足らずで書いた物語なので、まあ仕方ないかと思いつつ、作者としては満足度が高い作品だったのでやっぱり悔しい。
また、この選評は他の作品にも言える僕の作家としての強みと弱みを端的に示している感じがしました。
選評の言葉を引用すると、
・ハッピーエンドを迎えた瞬間のカタルシスの強さ
・抒情的で温かみのあるような言葉の選定
・詩的であり独特の雰囲気
多分これが僕の強みなのだと思う。同時に、
・設定の斬新さやストーリーの意外性の弱さ
これが僕の弱さなのかなと思います。言われてみると納得。
最新作の『学校一の美少女がお母さんになりました。』はこれもクリアできてると思うんですけど、どうなんでしょうねー。
学校一の美少女がお母さんになりました。
https://kakuyomu.jp/works/16816700427764382975ともかく、勉強になった選評でした。
がけじょのおそらくここがダメだったポイントなんだろうなぁというところも何となくわかったので、もう一度作り直してみるのもありかもしれないないです。
個人的には好きだったのですけれど、おそらく絃羽の恋敵・帆夏関係のエピソードがこの作品の評価の足を引っ張った気がする。
二章から三章の衝突の間をもっと濃くしていたり、或いは絃羽と結ばれる過程を根本的に変える事ができれば、結果は変わるかもしれない。
もし書き直したら以下の物語は非公開にするかもしれませんので、読める時に読んでみて下さいね。
5年ぶりに再会した銀髪の女子高生が崖下の海に飛び降りました。どうやらこの夏は人生の転機になりそうです。
https://kakuyomu.jp/works/16816452218976388193それでは、メディアワークス文庫のコンテスト用作品公開まで暫くお待ちくださいませ。