『君との軌跡』と『想い出と君の狭間で』を二つとも読んで頂いているという人は気付くかもしれませんが、ちょっとこの二つシチュエーション的に似てね?と思う人もいるかもしれませんね。
ヒロインが転校してくるところとか。笑
実は、この『想い出と君の狭間で』は、『君との軌跡』をお蔵入りすると決めていた時(これについては別の機会に話します)に書かれたもので、そもそも『想い出と君の狭間で』は小説ですらありませんでした。
『想い出と君の狭間で』は友達(大学の時に一緒に音楽やってて僕を二次沼に突き落とした罪深き親友)が「ギャルゲー作ろうぜ!」と言い出して、それで僕がシナリオを書く事になって。で、当時忙しかったのもあって、ちょくちょく『君との軌跡』からネタを拝借してアレンジしていたんですね。笑
ただ、その友達に子供ができて、更に産まれて、とてもではないけどギャルゲー作りなんてしている余裕がなくて、頓挫しました。
で、ちょうどシナリオだけ余ってるな~と思って、どうせなら投稿しちまうかって事で、WEB小説風にアレンジして挙げているのが、『想い出と君の狭間で』。
元々、「もっとこれゲームシナリオっぽく会話文主体にしないとな~地の文多すぎよな~」と思ってて、どちらかというと小説寄りの文章だったので、ちょうど良かったというのもあったり。
なので、『君との軌跡』に比べて『想い出と君の狭間で』は恋愛色が強くて、ややドロドロで、ストーリーの分岐もできそうな想定で物語が進んでいるんですね。
ちなみにその友人は『想い出と君の狭間で』の登場人物の愛梨がお気に入りで、愛梨ルート作ってくれ!ってずっと言われていました。
いやいや、愛梨ルート作るとなると元カノ再会以前に凛との出会いそもそもを消さないとそっちにはいかないだろ⋯⋯ってなって却下したんですけど、作るなら2話の時点で『朝の散歩に行かないで二度寝する』っていう選択肢を取った事にして凛との出会いそのものを排除して単独ルート作るしかないなと思っていました。笑
愛梨が剣道の段持ちっていう設定も、ヒロインとして作るなら何故ヤンキーみたいな子になってしまったのかっていう方向に持っていかないといけないなぁと思っていて、それで念の為剣道の段持ち設定を入れてたような気がします。
まあ、愛梨ルートはプロットすら作ってないので書きませんけど。笑
さて、小説版『想い出と君の狭間で』は誰ルートで進むんでしょうね。
ちなみにプロットでは、ゲームシナリオの時から凛と玲華ルートはずっと共通なので、どっちにも転べます/(^o^)\
まだ僕もそこまで完成させていませんw
そのあたりも楽しみに読んでみてくださいね。
想い出と君の狭間で
https://kakuyomu.jp/works/1177354054894968606p.s.
個人的に意外だったのが、玲華との再会シーンで凛へのヘイトが溜まるかなと思ったら、案外そうでもなかったこと。
読者さんはどっちが好きなのかな。ちょっと知りたい。