• 現代ファンタジー
  • 異世界ファンタジー

更新 赤墨の三角形 その14

 最新話を投稿しました。最新話は第21話で、文化祭が舞台となっています。関係ないですが、今日はセンター一日目でした。なにやら国語の出題が話題ですが、毎度のことのようですね。

 最新話の文化祭では、化学部は出し物として実験を披露しています。その一つが炎色反応であり、これは言わずと知れた有名な呈色反応です。化学実験としては定性分析、つまり金属イオンの含有を調べるために行われますが、日常での例を挙げるならば花火です。花火の綺麗な色は炎色反応が用いられています。原理は示していないですが、簡単には励起から脱励起する際のエネルギーが金属の種類によって異なるために固有の色が見えるというものです。味噌汁の吹きこぼれで炎が黄色くなるのは食塩に含まれるナトリウムによる炎色反応だとか。

 普通、炎色反応は金属塩をスパチュラの上に載せて、バーナーの中に入れることでわずかな色の変化を見ます。しかし、今回の話で出てくるようにメタノールに金属塩を溶解させた溶液を霧吹きに準備してバーナーに対して噴霧することで、より大きなスケールで炎色反応を見ることができます。ただ、少し危険です。机にメタノールが残るとすぐに引火します。また、メタノールは蒸気の吸引や皮膚からの吸収によって視力の低下や失明を伴うと言われています。密造酒でも有名です。

 一月は行くというだけあって、もう半分が過ぎてしまっています。おかげで期限が迫っているタスクが終わらせられそうにないです。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887769778/episodes/1177354054888242481

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する