大寒波を迎えるにあたり、気にすべきことは引きこもってしまわないようにすること。くれぐれも寝正月だけは避けなければならず、さもないときっと後悔することになります。しかし、こたつはそんな強い意志を簡単に破壊してみせ、敗北に導きます。
最新話では主人公の千里が、約束で指定された最後の一人である朝霧美波と接触するために動きます。基本的に人間関係に対して能動的ではない千里。それでも幼馴染を守るため、紗花と関係を構築し、化学部に入部し、予備校に通い始めることになります。
ただ、千里の努力とは裏腹に、大都市の一つの予備校内から美波を探すことの困難さが立ちはだかります。千里は目的を果たすことができるのでしょうか。
私は予備校が好きではないです。あの殺伐とした雰囲気は勉強の場として相応しくなく、それくらいなら一人で頑張る方が効果があるように感じた経験があるからです。とはいえ、人それぞれなので簡単には評価することはできません。予備校のおかげで大成功を収めた知り合いは、今でも毎日その方角に祈りを捧げているのだとか。もちろん冗談ですが、それくらい人生を変化させる場でもあります。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887769778/episodes/1177354054887963244