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ホラー短編集について

 『猫と砂利』は、私が高校の時に実際起こった夏の夜を文章化したものです。過去に一度、別の場所で掲載していたのを書き直したものです。
 記憶と過去の文章を辿りながら、こんなことあったけ? と思うこともしばしば。過去の文章に比べて文章量は少なくなっています。何年も前のことで記憶も曖昧で、思い出せる範囲だけで何とか書き上げました。
 全部実際にあったことですが、最後だけは見間違いだなと言う確信はあります。寝る前に蚊が飛んでいて、顔面で叩いていたのでその血や痕でもついていたんだろうと、そう思っています。あの時は怖かったものですが、この日以来、心霊現象の類に出くわすことはなくなったので、誰かの別れの挨拶だったということにしておきましょう。
 最後に、この短編集は気まぐれでしか連載してないので、次のネタは考えていますが、それがいつになるのかは私自身も分かりません。更新した時に見てくれれば幸いです。

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