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『ぼく明日』観てきました

以下は感想と覚え書き
ネタバレ含みますので
原作及び映画を
これから見る・読む方は
飛ばして頂いた方がオススメです。
























映画の中身よりも、back numberが歌う主題歌を先に気に入って、映画を観に行った次第です。
もちろん、原作も購入済み。
原作はこれから読みます。

うーん、
モチーフは現代版『竹取物語』でしょうか。
大学時代に少しかじった錬金術(というと語弊がありますが、新書にまとめられた歴史みたいなものです)でいう、太陽と月の婚姻です。
落ち着いた大人の女性なら、「そういう恋もあるわよねぇ」で済むのかも知れませんが、多感な時期からある程度の年齢までは、「こんな恋切なすぎる!」で泣けます。
私は未だ(もうすぐ三十路ですが)、ある程度の年齢の域。精神的に未成熟なんですね、きっと。
主人公(女性側)のディテールまで伏線になったシナリオなので、小説実写の上手い活かし方だなぁと思います。
丁寧に作り込まれているのと、俳優陣の表情の細やかさが、より感情移入させるのかも知れません。
映画館は封切り間もなくで、人が多かったので、DVD化したら借りて、人目のないところで号泣しようと思います。涙活にもってこいです。
こういう、自分にはない着想に、昔は嫉妬しかしなかったんですが、今は良い糧(盗むわけじゃないですよ)にしようと思えるようになりました。
やはり、古典の形は現代にも生きていると、改めて感じられた作品です。

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