• 現代ファンタジー
  • 異世界ファンタジー

デッド最終話まで更新&ゆるっとキャラ解説

デッド・ボーダーライン、最終話まで更新しました〜〜やった〜〜!
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。まだ読めてない方は、この先ネタバレ混みでなんちゃってキャラ解説していきますのでご注意ください。
それではデッド登場キャラのゆるっと解説はっじめっるよー!

×××


○少年/ユウ/闇裏 友

 今作主人公。前作のオウガ・ボーダーラインでスグルんとさっちゃんの前に立ちふさがった、アイツです。アイツ。
 作者の中では一番の古株キャラでして、こいつとの付き合いはもうかれこれ20年は経つかもしれない……って感じで思い入れが強いキャラなのと、且つチート級の強さなので、作者はこいつのことを裏ボスって呼んでます。そんなうちの裏ボスが、おそらく一番本気だして戦うことなんて今作ぐらいしかないと思いますので、戦闘シーンはめちゃくちゃ気合い入れて頑張って書きました。一番の読み所になっていればこれ幸い。
 ユウという名前は、リメイク前は自分から「これがいい」とヤミウラに言う流れでした。しかし、名前というのは与えられるからこそ意味があるのでは? という思考回路の変化により、ヤミウラに名付けて貰う流れに変更しています。
 彼女にとっては、最期に自身を視認できて言葉を交わし、看取ってくれた最期の友。
 ……という感じ。蛇足かな?


○『代行者』/彼女/ヤミウラ

 『代行者』として世界に組み込まれた女性。年齢設定だいたい25歳前後と想定しながら書きました。『代行者』になったら身体的年齢はストップするので、見た目が年相応だったかはちょっと不明です。それはユウのみが知る。
 元は暗殺業をしている一族・闇裏家の長女で、本来ならば次期頭首になるはずの人でした。若い頃から一族の中では群を抜いて暗殺技術に優れていて、一族からはちゃめちゃに期待されていたのですが……唯一の欠点が、シスコンだったこと。自分が優秀であればある程、年の離れた妹ちゃんは一族から見放されてしまい、苦心するあまりに異常を発生させました。
 しかもその異常性のせいで、妹ちゃんを殺しかけちゃうし。下手すれば一族郎党だけでなく「ヤミウラ」という都市伝説怪異になる一歩手前で、彼女にとっての先代『代行者』に出会い、異常性を肩代わりしてもらう代わりに次代の『代行者』になることを選びました。
 彼女が『代行者』に成ったことで、次期頭首の座がすっぽ抜けた闇裏家の話とかもあるんですけど……ちなみに次作のタイトルだけ決まってます。アサシン・ボーダーラインっていうんですけど。


○殺鬼

 旧作をリメイクすると共にオウガの前章譚にすると決めた時から登場させようと思ってました。オウガ・ボーダーラインからの逆輸入さっちゃんです。
 今作はオウガの1年前の話になるので、この時のさっちゃんは15歳。スグルんと出会う前の、まだコードネームを捨てていない頃のさっちゃんになります。
 この後さっちゃんには京都観光(という名の通り魔犯)をしてもらう予定が詰まっているので、全力でユウから逃げてもらいました。本来だったら廃屋の時点で死亡していてもおかしくないのですが、そこは「歩く自然災害」で「運命殺し」のさっちゃん。ユウに殺されるという運命をちゃっかり殺してます。やったぜ。
 さっちゃんには人から外れた後のユウを目撃してもらう必要があったので、逃げた後でのこのこ施設まで徒歩で帰ってもらうという、鬼畜の苦行を強いてしまいました。まぁおかげで施設崩壊に巻き込まれなかったし、施設からの追っ手に怯えることもなくなったので、良かったねさっちゃん。


○師匠/空殺

 リメイクするにあたって一番設定を変更したのが、実はこの人。
 元々は自身の腕を媒体に、狙った場所の半径1mの空間を圧縮して握り潰せる、という特殊能力者っていう設定でした。暗殺者教育施設は実はそういう特殊能力持ちを育てたり開発したりする機関でもあったので。
 ただ、あの流れでいきなり特殊能力者って出すのがどうにもテンポ悪いし厨二病かよ感が凄い(旧版書いてた当時が厨二病を患っていた年齢だったから許して欲しい)ので、特殊な銃使いに設定変更となりました。まぁ、変更してもあの威力の銃だと撃った反動で腕が持ってかれるはずなのに連発できちゃっている上に射撃性能も抜群、ってところで師匠の強さを維持できてたら、いい、なぁ……。
 『空殺』というのはコードネーム。元の特殊能力になぞらえて付けられた名だけど、設定変更しちゃったしどうしようかなぁと思いつつ、旧版を読んでもらったことのある友人に「ユウのお師匠の名前なーんだ」クイズをしたところ、「くう……なんだっけ、空っぽそうな名前だったはず」と答えて頂き、マジかよ名前をうる覚えしてもらえるぐらいには存在感あったのか流石師匠だぜ……、ってことであえてそのままのコードネームでヤミウラに呼んでもらいました。
 ありがとう師匠、お疲れ様でした。

×××

そんなこんなで、改めてデッド・ボーダーライン、読んでくださりありがとうございました。
今後の執筆活動ですが、このまま境界線シリーズの次作を書いていくか、全く別のファンタジーものを加筆修正していくか、どっちにしようか悩んでます。どちらにしてもこれから作業を始めていくので、カクヨム更新はまた暫く間が空くと思います。
作業進捗はTwitterにて報告していきます。
それでは、また。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する