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「おおかみ様の黄昏」後編更新しました&なんちゃって解説

こんにちはorこんばんは光闇です。
おおかみ様の黄昏後編、なんとか夏が終わる前に完結まで更新できたました。あぁぁ平成最期の夏が終わってしまうー……。
そんなこんなで無事完結できましたので、なんちゃって解説をば。


時刻は夕暮れ。一人の少年が、お面をかぶった3人の子供のような化け物と対峙している。「あの子を守らなければ」という強い信念のもと、少年は一匹の狼になって激戦を繰り広げる。

っというのが、今回のネタ元になった夢でした。真夏の熱帯夜の時に見て、目が覚めて慌ててメモに残して、2度寝したはず。(はず)
夢の内容をそのまま小説にするなら少年漫画的なノリになったのでしょうが、少年の正体をどうにも文章に書きにくかったこと、少年視点にしてしまうと「あの子」との接点がぼんやりとしてしまうこと、等を考慮して明実というヒロインを作ったのでした。
その結果、出来上がった時に友人に先に読んでもらったら「ホラーって聞いてたけど少女マンガだよねコレ?」という感想をいただくことになりました。ホラーどこ行った。

以下、各キャラの今更ながら紹介と解説


〇明実(あけみ)
中学3年生の少女。祖父が神社の神主をしているので長期休みの間はそこで巫女さんのアルバイトをしてお小遣いを稼いでいる。お小遣い程度だから自給200円ぐらいでどうだろうか。
幼少期に野犬に襲われたことがあり、その事件以降、彼女は犬が大の苦手になる。なのに幼馴染は狼である。こういうのが作者は好きです。

〇昭夫(あきお)
明実の祖父。狗狼神社の神主をしている。舞台説明のために登場させたキャラなのだけれど、気が付いたら重要キャラに昇格していた。
明実のよい相談役で、狛の理解者。懐の広いおじいちゃん。
明実の母とは仲が悪い、と文中で描写していましたが、あれはお互いに明実のことを想っての演技。明実がいないところでは裏でちょくちょく連絡を取り合っています。ちなみに昭夫さんは母方の祖父だよ。

〇狛(こま)
今作の第2主人公。狗狼神社でまつられている「おおかみ様」の狛犬ならぬ狛狼。自分は狼であるというちょっとした誇りがあるので、明実がご近所の子犬にまでびくびくしているのを見ると、ちょっとしょんぼりする。だってこれ真の姿になったら絶対怖がられるパティーンやん……。
元ネタになった夢の方では妖怪相(?)相手に格好いい戦闘シーンがあっあのですが、話の展開上、泣く泣くカットになりました。すまんやで狛。

〇おおかみ様
イメージとしては日本狼が神格化した姿。だいぶ老いた狼。
大神と狼を掛けての「おおかみ様」表記だったのですが、作者自身、執筆中はどうしても「おおかみ~」っていう某神ゲームのタイトルコールが頭を何度もかすめました。某神ゲームとは関係ありません。
このおおかみ様、最後に明実の願いを聞いた後、最後の力を振り絞って狛を助け、呪いを封じます。ですが狛自身が重傷を負っていたため、回復するのに1年間かかります。あとは……ご想像にお任せします。


以上になります。
おおかみ様の黄昏、いかがだったでしょうか。夏のセミの合唱が聞こえるようなそんな青春みたなお話を目指したのですが、少しでも感じられたなら幸いです。

「っていう夢を見たシリーズ」はあと1作ストックがありますので、気が向いた時にでもまた公開したいところ。新作の方はツイッターでアンケートを取ったところ、孤児と家出姫の異世界ファンタジーものに票を頂いたので、のんびり執筆していきますね。
ではでは。

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