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『「会津稔を殺したのは私です」』の修正

 第3話『級友』の自首のシーンですが、

「南條が入口の扉をくぐろうとしたとき、後ろから突然腰をトントン叩かれた。振り返ると、小さなリュックサックを背負った女子が立っていた。おしゃれな制服に身を包んでいる。どうやら高校生のようだ」

「南條が入口の扉をくぐろうとしたとき、後ろから突然腰をトントン叩かれた。振り返ると、麻製の手提げカバンを持った少女が立っていた。
 質素で地味な色合いの服装に身を包んでいる。裾はボソボソで、膝先には何度も修繕した跡があった。年齢は高校生くらいだろう。」

 と変更いたします。すなわち「自首した少女は制服ではなく私服で、女子高生ではない」、「おしゃれではなく質素な服装をしている」と修正させていただきます。変更が発生して申し訳ありません。

 今後も重要な変更点が生じた場合は近況ノートにてお知らせいたします。無駄な通知が多くならないよう尽力します……。

 その他、時代考証のズレや分かりにくい部分などに細かい修正を加えていますが、大筋に影響はありませんので割愛させていただきます。
 最後に、時代考証にご協力くださっている坂神京平様にこの場をお借りして心より感謝申し上げます。

2件のコメント

  • ほんのちょっと気になったところをコメントしてみただけなので、協力というほどのことではありませんが(汗)、お役に立てたのなら幸いです。いずれ天野さんが商業作家デビューしたら、プロのもっと凄い校閲さんに見てもらえると思いますよ(笑)。
    ていうか私も時代考証とか自分が詳しくない分野は、うっかりミスして書いちゃうのあるあるなので……(まさに去年はそれで14万字以上書いていたミステリーに致命的な欠陥が見付かって、全ボツにしたことがあります)。
    執筆中に違和感に気付くことができて調べてみると、色々勉強になって楽しいんですけどね~。
  • コメントありがとうございます!
    あそこまで細かい描写まで拾って丹念に調べてくださる方はなかなかいらっしゃらないと思います。本当に本当にありがとうございます!
    僕の小説が校閲さんの手に渡ったらきっと校正ペンで真っ赤っかになるんでしょうね(笑)。
    14万字以上のミステリーが全ボツ!? 僕には想像もつかないレベルのショックな出来事ですね……。
    時代考証や海外の考証、警察考証などを避けるべくデフォルメした現代日本の本格ばかり書いてきたのですが、ここらで昭和を舞台としたことで時代考証の難しさを実感しています。これ、歴史ものになったらもっと大変なんでしょうね。
    執筆中にもっと気をつけて書くようにします!日々勉強の積み重ねですね!!
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