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ライトノベルとレトリック

最近、Xか何かのSNSで、「ライトノベルを書く人は、古典を学ぶべき」みたいな意見を目にしました。

別にその意見に反対するわけではないです。
それを見て私が思ったのは、
「そういえば、最近のライトノベルって、勢いだけの軽い作品がないなあ」
ということです。もちろん、わたしが観測している範囲の問題かもしれませんが。

懐古厨とか言われかねないですが、一般的にライトノベル黎明期と呼ばれる時代に、ちょうどターゲット層の世代だった私は、その時のライトノベルをたくさん読んでいました。

私は文学作品にはあまり興味がなく、読んでも面白いと思わなかったのですが、ライトノベルには大ハマりしたわけです。
じゃあ、何が違ったのかと言えば、レトリックの有無あるいはその多少にあるのかなと。

ストーリーを楽しみたいのであって、レトリックとかそういう技法を楽しみたいわけではなかったのだと思います。

ライトノベルって定義があるようでないような、ふわっとしたところがいいので、これからも確固たる定義のないままでいてほしいな、と。

何を言いたいかは自分でもよくわかりません。

ちなみに私はライトノベルに分類されないものだと、SFが好きです。

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