えー、『賢いヒロイン』中編コンテストに参加する作品が投稿完了しましたので、書いてみての感想的な。
▼応募作
『リュクレース気象予報局のシエル ~うたたね空姫と冷徹王子の快答録~』
https://kakuyomu.jp/works/16817330655757201263▼書き終わってみて
ぶっちゃけ、寂しさと悲しさが強いです。
書き終わりが見てきた頃から感じてはいたんですが、
「やったー! 脱稿したぞ!」
という達成感より、
「あぁ終わっちゃったな……」
という気持ちの方が強いです。
理由は多分、書いてて本当に、すごく楽しい主人公コンビだったから。
でも、これが応募作だから。
多分、『仕事』と割り切って書くにはもったいないほど気に入ってしまったんですよね……
でも落選したら、続きを書く機会はほとんど無いと思います。
趣味で、息抜きに書きたいな、となることはあるかもしれませんが……短編なので舞台とテーマが決まってしまえば、ネタはいくらでも作れそうですし。
でも「仕事にしたい」となったら、結局優先順位は低くなる。
でも楽しかった。書いて良かった。
▼求められていた物は書けたのか
書いて良かったと思う理由のもう一つに、編集部の要望ありきのコンテストだった、という点があります。
自分はそもそも、"自分の中に浮かんできたものをそのまま書く"タイプだったんですよね。
第12回講談社ラノベ文庫大賞で賞を頂いたデビュー作『双黒銃士と銀狼姫』もそうでした。好きに書いた。
なので、"人気・売れ筋を意識する"とか"売り手の要望を汲む"というのをしたことがありませんでした。
ただ、好きに書くだけではだめだというのは、デビュー作で思い知らされました。
昔、ある編集者に言われた言葉にも、「プロは要望を汲み取った上でやりたいことを被せてくる」というものがありました。
そうして四苦八苦していた矢先に、このコンテストを見つけました。
挑んでみた結果、編集部の要望を汲めたのか、編集部のお眼鏡に適うものが書けたかは分かりませんが、自分なりに要望を分析して、ネタを捻り出すことは、いい勉強になったと思います。
▼PVと評価について
このコンテストに参加した理由の一つに、読者選考がないから、がありました。
何故読者選考が苦手かというのは省きますが……
カクヨムのフォロー0のアカウント、Twitterのフォロワーも100と少なく、交流もほぼ皆無、という状態で新作を投稿しても見向きもされないと思ってました。
正直、PV0も覚悟して投稿し始めました。
が、実際はどこからか見つけて、閲覧してくれた人がちらほら。
本当にありがとうございます。
応募総数1000を越える状況で、いくら編集部員がピックアップするとはいえ、全部をもれなく内容までチェックしないだろうな、と思っています。キャッチコピーでピンと来なかったらハネるとかもありそう。
そうなると、少なくともランキング上位はとりあえずチェックされるでしょうから、なるべく登りたいところではありますが……まぁいいかな、というのが素直な気持ちです。
というのも前述の通り、訓練出来てよかったかなと思うのと。
募集要項を見てパッと見、書けそうだなと思い、丁度スケジュールに都合が付きそうで、どうせ書くなら応募してみてもいいよね、というところだったので。
まぁまぁ、自分の過去のWebでの実績を鑑みても、……うん、という感じはあります。
不思議と、「絶対受賞するぞ!」みたいな気持ちはないです。
▼終わりに
まだまだ語れる事はあるのですが、ダラダラと長くなってしまうので、この辺にして。
未熟な作品ですが、閲覧下さった皆様、ありがとうございました。
また、応援や評価を下さった皆様、心から感謝いたします。
Webでの活動はまたしばらく予定がないのですが、Twitterの方はそこそこ覗いているので、よければそちらでも。
一言リプライいただければフォローしに行きます。
それでは皆様、またいつか。