以前AIによる小説執筆の記事を書いてからも、ぼちぼち活用はしています。
PVだと累計4万件くらいで、いまだに日間100くらい読まれてます。
→最新AI Claude 3で長編小説執筆支援【GPT-4を超えた⁉︎】
https://kakuyomu.jp/works/16818093074043995181今回は、現在のAI活用状況を紹介してみます!
▼使っているツール
使っているAIツールですが、GPT 4oとClaude 3.5 Sonnetをメインにしています。
Claude 3.5 Sonnetは日本語処理に優秀ですが、わりと利用上限回数が少ないので、打ち止め時はGPTにしています。(GPTも長文でなければかなり使える)
やはりClaudeが今のところベストかと思います。
▼用途
今のAIの用途を紹介します。
→第1位 原稿チェック
書き上げたシーンを読んでもらい、誤記やおかしな表現をチェックしてもらいます。
バランスが悪いところなど、それなりに指摘してくれます!
→第2位 時代考証
ハイファンタジーで中世が舞台のときなどは活用できます。
江戸時代の言葉の使い方で、宿の番頭のセリフをチェックしてもらったり。
『江戸時代でポシェットみたいなものってあった?』などの質問をしたり。自分で調べるとかなり大変ですので。
→第3位 命名
キャラクターや固有名詞を考えるとき、自分で考えたものがしっくりこないときに、複数案を出してもらうと便利です。
→第4位 壁打ち
ストーリーやプロット案を考えるとき、本文同様に読んでもらうと、弱点をチェックできたりします!
ストーリーや設定をAIにゼロから作ってもらってもよいですが、そこは人間の方が早いと思っています。補強として使うと丁度よさそうです。
▼AIを活用してみての効果
AIを活用してきた中で、一番効果を感じるのは、『人力推敲の質が上がる』ってことだと思いました。
人力で書いたものをAIにチェックしてもらう使い方が多いのですが、その過程で、推敲の速度が上がって良く練られるようになったり、自分の癖に気づきやすくなったことがあります。
場合により牙を丸めることにもなりますが、トータルでは、全体的な作品のクオリティが上がったと思います。
(賞の選考にも残りやすくなってきたような……)
今後も期待の技術ですが、結局、AIを活用していきながら、作家としての自分の力を上げていく、ってのが一番大事だと思います。道具にすぎず、判断するのは人間ですので!
なにかの参考になれば幸いです!