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伝奇ファンタジー『白花冥幻譚』開幕……!(もうちょいで)

次のハイファンタジーを考えています。
あと、電撃大賞二次選考で落ちた『蛇霊記』のリベンジに……

神道や巫女を中心とした、和風伝記ダークファンタジーを書いています!


* — * — * — * — * — * —
 白花冥幻譚
 (しろはなめいげんたん)
* — * — * — * — * — * —

という、巫女と侍の旅物語です!
(またもオムニバス形式)



— 白花ノ浄歌 —
白花は 穢れし土へ根をはらむ
華開きては 浄しなるかな
————————

白花(しろはな)とは、巫女たちが儀式に用いる白い万年花であり、創造神の顕現ともみなされる。
白花と浄歌が導く、美しくも呪わしい物語です。


▼ストーリー
忌神のせいで瘴気が満ちはじめた世界を救うため、西の果ての地に、巫女の生贄を捧げる必要がある。

生贄に選ばれた巫女の名は沙耶。

武士の青年、蓮二は巫女全般をひどく憎んでいるが、仕事として沙耶を護衛することになる。

沙耶には水の神に授かった力があり、『瘴気を体に取り入れて、浄化する』ことができる。
でも、これは苦しみを伴い、多用すると寿命まで削ってしまう。

巫女を憎む侍と、生贄の巫女。こんな対極の二人が、旅の中で少しずつ変わっていく、みたいなお話です。


▼キャラクター
蓮二
妖魔退治専門の侍集団(銀狼衆といふ)にいた青年。
巫女を恨んでいるのに、沙耶の護衛を命じられる。

沙耶
『水奈弥ノ神(みなやのかみ)』より浄化の力を授かった、『白ノ宮』の巫女。
忌神『冥摩ノ神(めいまのかみ)』を鎮めるため、生贄の旅をゆく。


▼祝詞
祝詞というか、浄歌という短歌みたいなやつを整理しています。

— 白花ノ浄歌 —
白花は穢れし土へ根をはらむ
華開きては 浄しなるかな
————————

こういうやつを、神などに応じて。

祝詞って厳密には、五七五じゃないんですよね。
だけど、万葉集の和歌とかで、祝詞っぽいものがたくさんあり、そちらを元に作ってみています。
祝詞和歌、っていうみたいでして、それを作中では『浄歌』と呼ぶことにしています。
祝詞っぽいのですが、変えている感じです。
(助けて、詳しい人!)




こんな感じです!
バトルというより、穢れと浄化と神を巡る旅、みたいな雰囲気で。
まずは、オムニバスの一話を短編で書いています。

文体も、時代小説とかグイン・サーガとかを読んでヘビーにチューニングしています。



既存作もきっちり仕上げますので……!
(ファンタジー系は、ネット公開しても応募先がいろいろあって、楽しくてよいですね)

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