※展開のネタバレを含みますので、第五話を読んでからお読みください。
花よめ物語2の後半戦がはじまりました。
前回の第四話では、モードレッドが悪だくみしているシーンで終わったのですが、とつぜん時間が飛んで、王妃の宴のシーンになります。
この毒りんご事件は(私が勝手にそう読んでいるだけですが)アーサー王伝説にもあって、ピネル卿という騎士がガウェインの命をねらい、うっかりパトリス卿が毒りんごを食べて死んでしまいます。
で、そのパトリス卿のいとこマドール卿が「王妃が犯人だ!」と訴えて、名誉の法廷が開かれることになります。そのあとマドール卿とランスロット卿が戦うことになります。
名誉の法廷って便利なイベントだな〜と読んだときに思って(最低)、ランスロットとガウェインが戦うお話にしました。
だって読みたくない?ランスロットとガウェインが戦う話ー!
〝太陽の騎士ガウェインは最強にならびうる実力を持っている〟
この一文に関しては、「いいや、そんなことはない。たぶん昼間のガウェイン(倍強くなる)=ランスロットぐらい」と思っているのですが、そこは小説的な展開で……アネットがそう思っているだけの可能性もありますが。
ここからストーリーは、アネットが独立して戦う物語に入ります。うまく表現できるかわかりませんが、頑張ります!
今さらながら、血縁関係図(諸説あり・この作中)を載せておきます。