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源氏物語の詩、ひとくぎり。

 「永遠を糸で縫い留めて」で連載していた「源氏物語」54帖のタイトルをお借りしてイメージで自分の感性で詩を書いていくという試みを数ヶ月前から行なっていたのですが、本日で光源氏が主人公の41帖「幻」の帖まで書き終わることが出来ました。

 https://kakuyomu.jp/works/16816452218277225045

 最初は54帖全て書いてみようと思っていたのですが、ひとまず光源氏が主人公の41帖目で一区切りとすることにします。
 タイトルから連想して、話の内容とは関係なくイメージで書いてみた詩もあったり、がっつりあらすじを読んでから物語に沿って書いてみた詩もあったり。苦しくもとても楽しかったです。
 自分の中に色々な引き出しがあるんだなと確認もできましたし、勉強にもなりました。毎日どんな詩を書こうかなと悩みながらノートにアイデアをまとめられた時間はとても充実していました。

 残りの帖については、気が向いたら書くか、詩の方は一旦お休みして漫画や小説に力を入れて創作活動をしていこうかなと思っています。 
 今月は残りの宇治十帖の舞台である京都の宇治に旅行に行くので、もしかしたらまた源氏物語の詩を書きたい気持ちが膨らんで「永遠を糸で縫い留めて」を再開するやもしれません。

 皆さんとまた創作を通してお会いできる日を楽しみにしています。
 
 写真はいつか見た夕焼け。とても紅くて綺麗だなと思ってぱしゃりと撮影しました。源氏は亡くなる前にどんな空の色を見ていたんだろうなと思いながら、最後の「幻」の詩を書きました。もしよかったら読んでくだされば嬉しいです。

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