作者です。
こちらの記事は稚作「龍の子、育てます。」のあとがきとなります。
今回はこのような作品を読んでくださりありがとうございました。
大体約三ヶ月での制作となります。
内容、シナリオ共に疑問点もあるかと思いますが、
自分が今書けるだけのものを書いたと思っています。
少しでも沢山の人に読んでいただけると嬉しいです。
また、フォローやイイね、星レビューなどをしてくださった方々には心からの感謝を。
元々テーマとしては「家族」を描きたいと思っていました。
また、細田守監督の「サマーウォーズ」みたいな、
大勢の人がごちゃっと話す感じをいかにテンポ良く描くかが個人的な課題でした。
会話文は特に注力した部分となります。
漫画的、アニメ映画的でありながらも、
一般文芸を主軸とした作風でありたいと思い描きました。
結果としてシナリオが少し地味な部分が出てしまいましたが、
あまりアニメ色がつよすぎるのは好きではないので、
このくらいが良いのかな、と自分では思っています。
以下ネタバレです。
9話の展開は正直賛否両論でそうな感じだなぁと思って書きました。
約3回ほど書き直した挙句この形にすることに。
最初は幼稚園の先生を助けようとした龍音が暴走して……
みたいな下りで書いていたのですが、おもしろくなくて没。
次は龍音の母親と詩音が協力して龍音の元に行く……
みたいな形にしていたのですが、
もっと駿河一家が関わって欲しいなと思って変えました。
結果としてシンジが活躍する展開になったのですが、
個人的には駿河一家全員をもっと関わらせたかったので
ちょっと気に入っていないです。
ただ散々考えた挙句、
この形意外で綺麗に納められそうにもないと思ったので、
現在の形となりました。
誰得シリアスになっていないことだけを祈ります。
作品の続きですが、現在のところは予定していないです。
一応シリーズ物とした時にざっくりとラストを考えてみたのですが、
結構悲しいラストになるのかな、と個人的には思いました。
書くとしたら龍音小学生編、中学生編、高校生編で完結かなって感じです。
とは言え書く機会ははたしてあるのだろうか……。
賞投稿してるので、引っかかってくれたらあるかもしれません。
次回作ですが、今のところまだ連載作が残っているので、
ひとまずそちらを畳んでしまおうかと思っています。
また、連載休止ししたファンタジーも一応プロットを作成したので、
時間が出来次第そちらも完遂したいかな、と。
その後、手元にある魔法少女物のプロットが書けたら書きたいです。
ただそろそろ自分としては普通の一般文芸が書きたい……。
ここらへんは迷うところですね。
とにかく、この度は「龍の子、育てます。」をお読みくださりありがとうございました!
またどこかでお会いできる事を祈って……。