現在もぼちぼちと執筆を行い、更新をしております。
趣味として楽しんで書いてますが、構成や描写等々に至らぬ点があることを痛感しております。
より良い文章を書いていきたいと思います。
先日公開しました『現代語訳「葛ノ葉物語」』につきまして、レビューを頂き、励みになっております。
十時 覚 様より頂いた内容は、ご期待に添えず申し訳ないと思うとともに、率直な意見がとてもありがたく感じました。
歌舞伎の演目として扱われていることは知っておりましたが、そこまで一貫した物語になっていることを知りませんでした。
調べると、歌舞伎の大筋は浄瑠璃義太夫節「芦屋道満大内鑑」の内容なのですね。
私の本作は伝承の原型のみに依拠した作品になります。
いやはや、原典に準ずればいいという思考はあまり褒められたものではないですね。
物語として膨らませるのであれば、必要な資料を知っておくべきだと、教えていただきありがとうございます。
思えば、源氏物語にしても、平家物語にしても、他説話、伝説にしても二次創作上等な国ですよね、日本。
異本だらけ。
基本は模写時の若干の改稿と時代を鑑みた積み重ねの結果ですが。
更に突っ込めば、民族学にしろ、民俗学にしろ、言語学にしろ、同対象が変容することは世界的によくあることとも言えますが。
これ以上は、近況ノートで書くことではなさそうなので、この辺で。