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自分用のメモ:仮題『赤鬼は泣かない』断念の顛末

 昨日(2022/8/22)に、下記の公式自主企画向けに、『泣いた赤鬼』をモチーフにした掌編ミステリで一作投じてみようと書き始めました。

【カクヨム公式自主企画】怪談・都市伝説・昔話の二次創作大募集!! ~日本の「語り継がれるふしぎ」を書き換えよう~


 少し経ち、「『泣いた赤鬼』って昔話の類だと信じて疑わないでいたけれども、もしかして……」との予感がし、検索してみたら、浜田広介による児童文学作品であり、著作権関係は継続しているとのこと。知らなかったとは言え、大変な失礼をするところでした。
 しかも、調べれば調べるほど、使用申請を断った事例として出て来て、正直びっくり。
 商業漫画でのキャラクター使用を許諾しなかった件が割とよく知られているみたいですね。
 他にも三例あり、青鬼の幸せなその後を追加したい、すべての台詞を特徴的な言葉遣いにアレンジしたい、鬼を他の生物に置き換えたいといったところが許諾を得られなかったとか。※『公共社団法人日本文藝家協会 著作権Q&A 2016年5月版』 P35にその旨の記述があります。Webで公開されているものを読みました。

 私が構想していたのは、赤鬼と青鬼のその後・舞台裏を描こうというもの。しかも赤鬼に秘めたる悪意があるという設定故、許諾が得られないのは確実でしょう。ここはすっぱりあきらめるべきと思い、未練を断ち切る意味で近況ノートに記しました。(^^;

 と言いつつ、思い付いたアイディアを捨てるのはもったいなく感じたのも事実でして……少々工夫し、「長編ミステリの作中で、アマチュア劇団が次回公演用に検討しているネタの一つ」という形で、大まかな粗筋のみ記述してみるのはどうかなと検討中。

 それでは。(敬称略)

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